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「いのち水 分け合って咲かす 人の花」
今も日本の半分が瀕死の状態のままになっています。そんな中、復興のお手伝いも、まだ中々出来ず、申し訳なく思っているのは私だけでないと思います。でも、以前から書いているようにあせらずに、今自分が出来る最善を尽くしましょう。出来る事は必ずありますから。
復興に向けて救助活動されている皆様、連日ありがとうございます。
原発の放射能漏れの心配が農作物や水という形で関東全体に広がっていますが、農家や酪農をされている皆様や避難されている皆様に対する今後の対策は国がまずキチンとしてほしいですね。私達も風評被害を出さないように冷静に受け止めましょう。そして「原発の問題は地球の問題」という意識を持って行かなければなりません。現場で作業されている皆様、どうぞよろしくお願い致します。
私の住んでいる東京においても、計画停電や水の汚染、ガソリンや物の不足などあり、街も人々も少し元氣をなくしています。そんな折、友人の大沼さんより「ひとつのアイデアですが・・・」と水の保管についての知恵がメールで送られて来たので、友人やスタッフ達に一斉送信した所「助かったよ」「ありがとね。目からウロコ!」などすぐにお礼メールが来たのでビックリ。皆様にも紹介しますね。あくまでも生活の知恵として、お役に立てれば嬉しいのですが・・・。
以下、メール文より
「万が一に備えての水の保管ですが、水道水を氷にして、保管されたらどうでしょう。
ペットボトルなら、8~9割水を入れて、ボトルを手で少し潰してフタをする。
膨張で破裂しないため。氷は、何年でも、保管できますし、停電時でも、冷凍庫に沢山の氷が入っていれば、その他のものも温度が上がらずにすみます。
ビニール袋に、水を貯めて凍らすときは、パンパンにしないで、程よく入れたら、なるべく袋の上のほうで止めるとよいでしょう。
保管日数が経てば経つほど、放射能半減していきますから。
必ず、日にちを入れて保管して下さい。提案です。」
「夏場の輪番停電時、在宅であれば、冷凍庫の保存氷にゆとりのある方は、停電前に、その保存氷を冷凍庫から冷蔵庫の、温度にデリケートな食材のそばへ移し変えておけば、冷蔵庫のその食材も、守る事ができます。
昭和の氷を入れた冷蔵庫ですね。年をかんじます。」
夏にも計画停電があるかもしれないとの事ですから。このアイデアを活かそうと私は思っています。「今大切なのは、今ある物をいかに活かすか!」でしょ?「すぐに買い占めるのではなくてね。」
あとは、お日様も全員に平等ですからね。
根菜類(しょうがは特におすすめです)は、うすく切ってザルで天日干しにしておくと日持ちしますし栄養価も上がるし、おいしいです。
味噌汁に入れてみてください。
こんなふうにね・・・。
・鉄ビンを日頃から使ってますが、早く切って余熱を利用出来ます。
・湯たんぽも大活躍!お湯は同じ物を何度も使えます。
・洗濯もお風呂もなるべく一緒にね。(お父さんの物だけはじかないでね)
・同じ部屋に皆がなるべく一緒にいる時間を心して作りましょう。ゴハンとかお茶とか。
・各部屋のドア等なるべく閉めておくと暖房が少なくても温まる。
・加湿器も欲しいところですが、ぬれタオルを干しておくのもよいですから。
・クルマもなるべく家族・友人で一緒に乗り合いしましょう。
・・・と、こう書いてくるとこれらは皆、当たり前の事。昔のご先祖さま達が生活の中で活かして来た知恵ですよね!あなたの回りもよく見渡してみてください。きっと忘れていた素晴らしい知恵が沢山ある筈です。それらを地域や友人たちと共有して行く事は地味な行動だけど地に足が付いた生き方につながる。きっと!日本人の底力になる!きっと!
「全ての子供たちの為に。今、おとなたちが知恵をしぼろう!」
被災地のニュースから伝わる子ども達や若者たちの姿から私達は逆に元氣をもらっているね。高校野球の選手宣誓の言葉はとても感動しました。
だから、私達おとなも元氣なくさないようにしようね!
3月27日 イルカ
追伸
今朝「イルカのミュージック・ハーモニー」で紹介したメールの中に「夫はこれから福島の原発10Km圏内に作業に行きます。被災された方々に早く電波を繋げられるよう防御服を着て8時間の連続作業をする為です。」と、ありました。ご家族としてどれ程、心配でしょうか・・・。
しかし、最後に「もう少し、待っていて下さいね。」と結ばれていました。タンポポさんありがとうございました。
私たちの知らない現場では今もこうして、沢山の方々の献身的な作業が続けられています。
ありがとうございます。皆でご無事を祈りましょう。