DSC05248.JPG 戦後70年。8月6日午前8時15分。
「ヒロシマ祭り」実行委員会の皆様方と父と慰霊祭に参加してきました。
快晴の空の下、午前中から暑い日差しが照り付け、70年前のあの日もこんな光景が広がっていたのでしょうか。
「おはよう!」と人々は言葉を交わし、それぞれの朝を迎えていた筈・・・。
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午前8時15分。
一瞬にしてそんな人々の全てが原爆によって吹き飛ばされました。

 
慰霊祭で響き渡る鐘の音。
その瞬間、鳴いていたセミの声も一斉に静まり、私達と共に黙祷を捧げているかの様に思えました。

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原爆ドームの前を流れる元安川は、水を求めて沢山の方々が亡くなられた場所です。
私達は花を手向け、その花の一部はコンサートホールのロビーに飾られました。

 

(photo by 川井 聡)

DSC05285.JPG その後、全国各地から贈られた色とりどりの折り鶴を「原爆の子の像」に捧げました。
私達の後ろには、千羽鶴を大切に抱えたあらゆる世代の人々が長い列をなしていました。
DSC05302.JPG 午後からは「追悼コンサート」の為に会場に入ると「お客様が満席なんです!」と実行委員の皆様が大喜びで、ありがたく思いました。
今回は、パパ・保坂俊雄もぜひに!と一緒に行きました。
平和への願い!音楽は国境を越える!という思いで、日頃から慰霊祭を実行している父の話もさせて頂きました。

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戦争について「若者が無関心」と言われていますが「平和をアピールしたい」という、中高生達も沢山いて、そんな彼らへ送ったイルカからのメッセージ詩も紹介させて頂きました。
未来の子ども達「あしたの君」達から預かっているこの地球!もっともっと大切にして行くよ!

 

(photo by 川井 聡)