cop10logo150pxg

生物多様性条約第10回締約国会議に向けての歩み - イルカ / IRUKA

国連生物多様性の10年>>


         
    

10月18日~29日に愛知・名古屋で行われたCOP10会議が終了しました。「問題が山積み」という事をお互いに認識しながら会議は終了しましたが、ここから又、新たなつながり方をさぐりながら人間同士そして全ての生き物達と少しでも仲良く暮らして行ける事を強く願っています。  

ひとり ひとりが集まって、この国が出来ている。
国と国が寄りそった この地球でいてほしいからいつも心の中に忘れない。
地球は大きな生き物で、誰の物でもない事を。

ひとり ひとりの心がけ、それは毎日の中で出来る事。

森羅万象のつぶやきにいつも耳をかたむけて・・・。

私は宇宙の中のひとかけら そう意識して生きて行く。

人として生まれた事に、胸をはって生きて行きたいから。 

 イルカ 

(IUCN本部からいただいたクリスタルの地球儀のバックに名古屋の町を写しました。左側には名古屋城。判るかな?)
         
    

イルカプロデュースCOP10「まあるい地球コンサート」のステージにて、スピーチをして下さったジェーンさん。左から三人目がジェーンさんです。

ジェーンさんメッセージ

 

 

 

 

 

親愛なるイルカさんへ

 この度はIUCN事務局長のジュリアの代理として名古屋で開かれたあなたの特別なコンサートに参加させて頂き、大変嬉しく思っております(ご存知のとおり、ジュリアは到着が間に合わなかったことをとても残念に思っています)。暖かい歓迎ときめ細やかなご配慮、そして美しい音楽をありがとうございました。

 あなたと同じ舞台に立てたことを本当に光栄に思います。そしてあなたのご友人の才能にあふれたミュージシャンの方々にお会いできたことも大変嬉しく思っております。

ご存知の通りCOP10は最終的にとても望ましい結果となりました。日本政府環境省の副大臣とあなたを迎えて開いた記者会見と「自然保護の新しい大きな計画」のための乾杯が、副大臣や環境省の方々だけではなく交渉の前面に立っていた日本政府関係者にとってひとつの支えになったと私は心から思っております。

美しい自然をほうふつさせる愛にあふれたあなたの音楽に心地よく身を任せた数時間は素晴らしいものでした。コンサート会場に集まったIUCNのメンバーも皆、感動していました。このメールの宛先(CC)に加えた同僚もあなたの大ファンで、私を含め皆がコンサートに参加できたことを喜んでいます。

IUCNそして自然のためのあなたの活動への尊敬を込めて。

                                                 敬具 

 ジェーン

ジェーンさんから帰国後、個人的にいただいたお手紙です。とてもうれしいメッセージだったので、皆様に公開しても良いですか?と聞いたら「もちろん!」というお返事でしたので、お読み下さいね。

         
    

COP10会議終了二日後にIUCN本部スタッフの皆様をお連れして、伊勢神宮へお参りに行きました。

二年前のバルセロナ会議の時から「名古屋で会議が終わったらぜひ伊勢神宮へ行きたい!!」との希望があり、その夢が実現しました。

ただ、すぐに帰国しなければならないスタッフばかりでしたので少人数でしたがとてもずばらしい旅になったと喜んでいただきました。

まずは外宮さんからのお参りです。

左端の安田さんはIUCN本部政府援助関係官ですが、日本人でただ一人、本部で活動しているすばらしい女性です。IUCNにおける活動も彼女あっての事。いつも連絡を取り合っています。今回はお母様も参加され、久しぶりに日本の旅を楽しんでいただきました。

おひな様?いいえ、ちがいます。

禰宜の宮嶋通久様が外国からいらしたお客様をお迎えして下さいました。

IUCN本部のDena CaterさんとJosephine Langleyさんも大喜びでした。

午前中、外宮さんのお参りを済ませると必ず寄るのが伊勢うどん「ちとせ」さん。お母さんとは二十年来のおつき合いです。今回も、サラダや煮物まで用意して 私達を待ってくれました。DenaさんもJosephineさんも「本当のママみたい」と心からリラックスしていいただきました。お母さんの笑顔いつもス テキです!!

午後は内宮さんへお参りに行きました。いつもながら思うのは、この階段になっている石は見事です。伊勢神宮は二十年ごとに、式年遷宮を行っていますが、平成25年には内宮さん外宮さんもおとなりの敷地にお引越しされます。

神宮の皆様とは「奉納イルカコンサート」をさせていただいてから、より一層深い御縁をいただいております。お参りにうかがうと毎回御一緒して下さる権禰宜、石垣仁久様、禰宜、堀川宗晴様、神宮会館支配人井田様。今回もありがとうございました。

宇治橋前にて・・・・。

大自然に抱かれたすばらしい時間をありがとうございました。森羅万象に感謝を込めて。

We are Maneki-neko !?

COP10会議では、連日徹夜でがんばって来た彼女達!!本当にお疲れ様でした。これからも地球の為のお仕事一緒にがんばろうね!!

         
    

 雪にもかかわらず、熱気に包まれた満席の名古屋でした。

COP10が終わっても「生物多様性」への取り組みは終わりません。「2010年目標」に向けて皆で考えていきましょうと、色々な分野で活動する人々が集まり、フォーラムが開かれました。

フォーラムのパネリストとしてイルカはもちろんIUCN国際自然保護連合の親善大使として、地球生きもの委員、地球いきもの応援団として参加しました。

パネリストの方々は

左から、 黒田大三郎さん(環境省参与)、飯尾歩さん(中日新聞論説委員)、道家哲平さん(CBD市民ネットコーディネーター)、林良嗣さん(名古屋大学大学院教授)、松野研介さん(株式会社アサヒビール中部統括本部担当部長)です。

コーディネータは、地球生きもの国内委員会でも御一緒させていただいている、涌井史郎さん(中部大学教授)、そして 草野満代さん(フリーアナウンサー)です。

近藤昭一環境副大臣とも再会! 

神田真秋愛知県知事、河村たかし名古屋市長、近藤昭一環境副大臣の方々が主催者挨拶をされました。