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2010年 愛知・名古屋で開かれたCOP10の会議の成果をふまえて、2011年から今後10年に向けて具体的に活動して行きます。

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COP10の今までの活動について、
詳しくはこちらをご覧ください。 


    
    
DSC06076.JPG 日本最高峰の自然保護を称える「日本自然保護大賞」の第5回授賞式とシンポジウムが行われました。
今年も私は選考委員&プレゼンターとして出席し、シンポジウムでは今回は私イルカの講演もさせて頂きました。講演では「伝統的な物作りと環境活動」というテーマで「生物多様性の本箱・100冊」にも選ばれている「まあるいいのち」の朗読もしました。
今回の応募総数は88件。当日は全国各地から受賞者や関係者がたくさん集まり、受賞者の皆様には各選考委員より賞状とトロフィーが贈呈されました。今年は若い世代もさらに増え、シンポジウムでは受賞者の皆様の興味深い発表内容に会場は大いに盛り上がり、未来へ繋がる一日となりました。
DSC06021.JPG なお今回、私イルカが講評したのは審査員特別賞を受賞した小学6年生の西垣 慎治郎さん!
■イルカ講評■
小学6年生にして西垣君は、人間と人間以外の生き物・自然との両立は難しい現実を知っています。「絶滅」の真の意味を沢山の人々に知ってもらいたいと願っています。そこには、ヤマセミの観察を続けた日々から見えて来た現実。人知れず数を減らし続けている目立たない野鳥たちが居る事をシッカリと見続けて来た目があります。これらは誰しもがこの地球に持って生まれて来た疑問だと思います。けれど、いつしか忘れ、見えない事にしてしまうのでしょうか。だから、西垣君の思いは、すでに年齢や次元を超えて人々の心を未来へ育てようとしてくれる一筋の光なのです。
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<本年度の各部門受賞者>
【大賞】保護実践部門
三嶺の森をまもるみんなの会(高知県)

【大賞】教育普及部門
鈴鹿・亀山地域親水団体連携体(三重県)
(亀山の自然環境を愛する会、水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座、魚と子どものネットワーク)     

【大賞】子ども・学生部門
北海道士幌高等学校 環境専攻班・士幌環境講座(北海道)

DSC06069.JPG 【沼田眞賞】
特定非営利活動法人 海浜の自然環境を守る会(兵庫県)

【選考委員特別賞】
西垣 慎治郎(兵庫県)/愛知県立木曽川高等学校 総合実務部(愛知県)/富士ゼロックス端数倶楽部(東京都)

日本自然保護大賞では、自薦他薦問わず、全国で活動されている皆様のご応募を次回もお待ちしています!
応募のご案内は2019年夏頃を予定しています。

日本自然保護大賞HPはこちら
         
    
DSC05868.JPG 私イルカがこの度日本自然保護協会の参与に就任しましたことをご報告いたします。
「日本自然保護協会(NACS-J)」とは大変深い御縁があります。
遡ればIUCNの親善大使に任命された2004年の事。就任の記者会見が外務省で行われましたが、IUCNのスタッフとして私の元にやって来たのは道家さんただ一人でした。その上独立したオフィスも電話もパンフレットも何も無い。という事が就任して初めて判りました。全くゼロからのスタートという事で途方に暮れましたが、その時から現在に至るまで大きなご協力を頂いているのが「日本自然保護協会」なのです。
DSC05860.JPG その後、IUCNの日本語パンフレット制作はイルカ・コンサートのロビーに置かせて頂いている募金箱から毎回作らせて頂き、現在に至っています。皆様からの御協力が大きな力になっています。どうぞこれからも宜しくお願いいたします。改めてこの場をお借りしてお礼を述べさせて頂きます。
毎年、行われている「日本自然保護大賞」の選考委員になってからは「自然保護協会」とのやり取りも沢山増え、この度の参与就任となりました。他の参与の皆さまは殆どが学者さんか教授という最前線での自然を知り尽くしている先生方。しかし、参与会ではかなり活発に本音での意見交換が出来ました。
DSC05870.JPG イルカ・コンサートにもお出で下さった先生がいらして「誰もが自然を大切にしたくなるコンサートでしたね~」と述べて頂き嬉しい驚きでした。
午後からは勉強会も開かれ「諫早干拓」から沢山の論点を学ばせて頂きました。
これからお互いに情報交換をして「日本自然保護協会」の活動の幅を広げて行きましょう!と親交を深めた有意義な参与会でした。
3月30日に行われる「日本自然保護大賞2019」授賞記念シンポジウムでは、今年は「イルカの特別講演会」も行います。
あなたらしく地球を愛する為のヒントを探しに!是非いらして下さい。

「日本自然保護大賞2019」授賞記念シンポジウム


【日時】2019年3月30日(土)13:00~16:15予定(受付12:30~)
【会場】国際文化会館・講堂(東京都港区六本木5-11-16)

【イルカ特別講演】伝統的な物作りと環境活動
(シンポジウムにて行われる予定です)

詳しくはこちら
         
    
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私イルカが審査員を務める「日本自然保護大賞2019」の最終審査会が昨秋に開催され出席してきました。
今年で早くも5回目となりますが今回も全国からたくさんのご応募を頂き、本当にありがとうございました。
今回も<保護実践部門><教育普及部門><子ども・学生部門>の受賞者が無事に決定!その他<沼田眞賞>や<選考委員特別賞>も選出させて頂きました。
審査方法としては毎年、日本自然保護大賞事務局にて一次審査が行われます。そこで全応募者(今年は88件)の中から(34件)に絞られた応募原稿を事前に私たち6名の審査員は受け取り熟読し各人が意見を持って審査会に臨みます。

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審査会当日、それらを一つずつ丁寧に話し合いながら採点しています。審査会は、毎回じっくり時間をかけて真剣に討論・議論しつつも、和気あいあいとした雰囲気で行われています。
そこでこれらの活動を多くの方に知っていただき自然保護活動の輪を全国に広げるために、今回は3月30日に受賞者による活動発表シンポジウムが行われることが決定しました。
私イルカはもちろん授賞プレゼンターとして出席し、今年はシンポジウムにて特別講演もさせて頂くこととなりました。皆様、ぜひ全国の皆様の自然保護活動を聴きにいらしてくださいね。

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「日本自然保護大賞2019」授賞記念シンポジウム

【日時】2019年3月30日(土)13:00~16:15予定(受付12:30~)

【会場】国際文化会館・講堂
(〒106-0032 東京都港区六本木5-11-16)

【イルカ特別講演】伝統的な物作りと環境活動(シンポジウムにて行われる予定です)

【定員】100名(先着順・参加無料 ※事前お申込みが必要となります(3/25申込締切))

詳しくは、日本自然保護大賞HP


※日本自然保護大賞は自薦・他薦があり、来年度以降も継続して募集する予定です。入選に至らなくても、毎年熱心に応募して下さる方や団体が沢山あります。
これからも、たくさんの皆様からのご応募をお待ちしております!

         
    
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第20回野生生物小委員会に出席し、今回は以下の内容を皆で議論してきましたのでご報告いたします。


1)えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画に係る計画期間の延長について【諮問】
ゼニガタアザラシは、北海道の襟裳岬から根室半島にかけて分布しており、1970年代には環境省レッドリストで絶滅危惧ⅠB類と評価されましたが、1980年代以降は個体数が増加傾向となり、平成27年度には、環境省レッドリストにおいて準絶滅危惧種に再評価されました。襟裳岬周辺では、本種の個体数増加に伴い定置網のサケを中心とした漁業被害が深刻な状況と

なっている一方、本種は観光資源として利用されている側面もあり、漁業との共存が課題となっていました。
そのような状況を踏まえ、環境省では、これらの将来にわたる共存を図るため、個体群管理、被害防除、モニタリング等の手法を確立することを目的に、平成28年3月に「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づき「えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画」を策定しました。
 

2)国指定鳥獣保護区の指定等及び同特別保護地区の指定について【諮問】
環境大臣が、鳥獣の保護の見地からその鳥獣の保護のために重要と認める区域を鳥獣保護区に指定。
鳥獣保護区においては狩猟が禁止されるほか、特別保護地区内では一定の開発行為を規制。
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釧路湿原鳥獣保護区、釧路湿原特別保護地区、小佐渡東部鳥獣保護区、小佐渡東部特別保護地区、葛西沖三枚洲鳥獣保護区、葛西沖三枚洲特別保護地区、浜甲子園特別保護地区、霧島特別保護地区、仲の神島特別保護地区
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【私からの質問として】葛西沖と浜甲子園は、東京湾、そして大阪湾という、大都会にすごく近い場所で特別な場所なのかなという感覚を持って全体を聞かせて頂きました。
これらの場所は、現在は埋め立て地や工場地であるというイメージですが、かつてはやはりここも漁業があった場所ならば、現在、この2カ所に関しては漁業の皆さんとの摩擦や問題はないのか、そして、きれいになった暁にはいつかは漁業が復活することもあるのでしょうか。現時点の将来に対する目標というわけではないのですが、この辺りをどのように捉えているのでしょうか。
 

【回答】漁業との関係について、浜甲子園は大々的な漁業は行われていないですが、釣りはやはり行われています。ただやはり、釣り糸に絡まる鳥類が後を絶たないことから、環境省としては釣りの自粛をお願いしていますが、特段それに関して何か意見があるような状況ではありません。葛西は、当初は漁業関係者の方からのご意見もあったようですが、こちらは鳥獣保護区に指定したことで漁業が規制されるものではないということを説明しご理解頂いているところで、目立った摩擦というものはありません。
このように、これらの地域は大きく漁業をされている場所ではないので、漁業の復活をという話ではないと考えています。

 

3)その他
・ラムサール条約湿地の新規登録候補地及び登録区域拡張候補地について
・池間鳥獣保護区での鳥獣保護管理法に基づく保全事業の実施について
・希少種保全動植物園等の認定について(以前講演会を行った富山市ファミリーパークが認定されました)
・「トキ保護協力の継続実施に関する覚書」に基づく中国からの新たなトキの提供について
 
【私からの質問として】私はちょうど一年前、佐渡の環境フォーラムでの講演会に伺った際、環境省の皆様の観察、モニタリングに同行させて頂き、大空に羽ばたくトキを遠くからたくさん見ることができ大変感動しました。
以前トキの繁殖センターに伺った際は、日本最後のトキの「キン」が亡くなれば、もういないという強い危機感を持って佐渡に行ったため、それから10年が経ち、佐渡の田んぼの上には本当にたくさんのトキが飛んでいて、非常に嬉しく思っておりました。
そして、国内で繁殖・自立してトキはもう大丈夫なのかなというような印象を持って帰ってきたわけですが、トキの半数は中国に返すと言うお約束や、新たなトキが中国から提供されるということは、やはりまだまだトキの生態は危機的な状況と捉えた方がよいのでしょうか。

 

【回答】佐渡のトキは近年非常によい状況で、現在の野生下の半数以上は野生で生まれたものになり、継続して安定的に野生下で増えるような状況になってきたと考えています。
ただ、最初の5羽が全ての元であり、この5羽の遺伝子からしか増えてきていないという状況により遺伝的多様性が低いのではないかと心配をしております。したがって、環境省では、ここ最近ずっと中国側にこれまでのトキとなるべく血統的に離れたトキを提供くださいということをお願いし、それが今年実現しそうな状況になっています。

         
    
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「日本自然保護大賞2019」の活動募集が始まっています。自薦他薦は問われませんので、皆様も身近で行っている・行われている環境活動をぜひ取り上げてみてください。今回も私イルカは審査員として参加しております。沢山のご応募お待ちしております!

「日本自然保護大賞2019」活動募集!

公益財団法人日本自然保護協会では、自然保護と生物多様性保全に大きく貢献する取り組みに対し、その成果と尽力を表彰する「日本自然保護大賞2019」の活動募集をスタートしました。全国各地、子どもから大人までの個人・グループ・法人が対象です。3つの部門があり、締め切りは10/31まで、自薦、他薦を問わず複数の部門に応募いただけます。たくさんのご応募をお待ちしています。

日本自然保護大賞2019 特設サイトはこちら

チラシ拡大_award2019.pdf

 
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●日本自然保護大賞とは
本賞では、地域性、継続性、専門性、先進性、協働の観点から、生物・生態系の研究、自然保護の実践、環境教育の推進などの優れた生物多様性保全活動に賞をお贈りしています。これまで、のべ431件の応募に対して29団体・名に授与してまいりましたが、受賞者の皆様は、多くのメディアにその功績が取り上げられ、社会の認知度が増し、開発計画や環境政策が見直されるなどの成果を上げられています。5回目となる今回は、「SDGs持続可能な開発目標」や「生物文化多様性」への関心や行動の高まりなどを踏まえ、より幅広いジャンルから募集し、次の時代につながる意義ある賞をめざします。

 
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