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2010年 愛知・名古屋で開かれたCOP10の会議の成果をふまえて、2011年から今後10年に向けて具体的に活動して行きます。

cop10link
COP10の今までの活動について、
詳しくはこちらをご覧ください。 


    
    
DSC01487.JPG 日本最高峰の自然保護を称える「日本自然保護大賞」の授賞式とシンポジウムが本年も開催され、選考委員として私も出席してきました。
授賞式とシンポジウム当日は、全国から受賞者や関係者が大勢集まりました。今回の応募総数は124件。毎回、地道に素晴らしい活動を続けて来られた方々の応募があり、選考にはとても時間がかかりました。
受賞者には、各選考委員より賞状とトロフィーが贈呈されました。
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今回、私が担当した部門は「自然のちから部門」です。
受賞者は「あじ島冒険楽校」の皆さん。受賞おめでとうございます!
以下が私の講評となります。

DSC01454.JPGDSC01458.JPG 【講評】
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島のお年寄りたちが自分の体験や技を子どもたちに伝えたいと2004年から続けてきた「あじ島冒険楽校」。震災後、膨大なガレキに再開を諦めかけた時、届いたのが子どもたちからの励ましの手紙でした。それはお年寄りたちから学んだ心でした。お年寄りはガレキを撤去し浜を再生しました。自然は私たちに素晴らしさや恩恵を与えてくれます。しかし時として厳しさをも投げかけます。そんな時、島のお年寄りは前へ進もうとする尊い姿を子どもたちに示しました。お年寄りと子どもたちは共に震災復興を通して学びました。自然とは正に親のような存在ではないでしょうか。これこそが「自然のちから」そう思いました。
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DSC01460s.JPG日本自然保護協会の亀山理事長はじめ選考委員の皆様と共に。

【本年度の各部門受賞者】
■保護実践部門
カナダガン調査グループ(神奈川県)
日本における大型亜種カナダガンの野外からの除去達成に向けた活動

■教育普及部門
フィールドソサイエティー(京都府)
お寺と市民の二人三脚による環境学習活動

■地域の活力部門
佐護ヤマネコ稲作研究会(長崎県)
ツシマヤマネコと共生する農村づくり

■自然のちから部門
あじ島冒険楽校(宮城県)
限界集落の社会貢献 昔の子どもたちから未来の大人たちへ

■子ども・学生部門
青森県立名久井農業高等学校 チーム・フローラフォトニクス(青森県)
種差海岸におけるサクラソウ保全活動

■沼田眞賞
久貝 勝盛(沖縄県)
学校・地域・行政を巻き込み成功させたサシバ保護活動

■選考委員特別賞
富士通株式会社(神奈川県)
ICTを活用した絶滅危惧種シマフクロウの生息保全支援

■選考委員特別賞
大谷地区振興会連絡協議会(宮城県/大谷里海(まち)づくり検討委員会
気仙沼市大谷海岸での取り組み
~砂浜の存続と防潮堤計画の変更~

 

自薦他薦問わず、全国で活動されている皆様のご応募を次回もお待ちしています!

日本自然保護大賞のホームページはこちら

         
    

今年に入り1回目の会議に専門委員の一人として出席しました。
山本環境大臣から意見の要請を受け今回の議事は。

1)絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存の講ずべき措置について(審議)
2)対象狩猟鳥獣の捕獲等の禁止又は制限を定めることについて(諮門)

委員は大学の教授や研究者、林業、農学、酪農、海洋。鳥類研究所、鳥獣害研究、猟友会、異文化コミュニケ―タ―、全国町村会など専門分野から委員が約18名選出されており、私はシンガーソングライター・IUCN親善大使として参加。
毎回、多様で活発な意見を交換しながら審議や諮門が進められています。
*最新の環境省レッドリストでは絶滅危惧種が3596種選定。
種の保存法による国内希少野生動植物の指定は208種に留まっている。
我が国の生物多様性の危機は依然として継続。その対策は急務。
我が国の絶滅危惧種は里地里山等の「二次的自然」に依存していますが人口減少や社会構造の変化で生息生育状況の悪化が増えている。一部の種については販売業者等による高額取引・大量捕獲の危機にもさらされている。
*外来鳥獣と狩猟鳥獣(狩猟者による狩猟行為によっては、その生息の状況に著しい影響を与えるほどの捕獲等がなされるおそれのないものと認められるもの)を生態系を守る為に排除や適正な水準の個体数に減少させる。その後、ヤマドリ、ヒヨドリ、ツキノワグマ、シマリス、キジ、キョン等多種に渡る生きものの現状を具体的に検証。

...この様に野生生物と私達とは密接に繋がりあってこの地球で生きています。
「今後の課題」についても活発に意見交換が行われましたが。

 
File_ev.jpg 私からの意見として
「絶滅危惧種と指定されれば保護。外来種・狩猟鳥獣とされれば排除。と人間が中心としての生きものの個体数の調整は今の地球では致し方無い考えかもしれません。
その為の人間の会議かもしれませんが生きものに国境は無く生きています。今後の課題として是非とも検討をお願いしたい事の一つは、例えば外来種と指定される物の中にも自国に於いては絶滅に瀕している物もあるかもしれない。として、今後はもっと他国間との情報交換や連携しての研究など進めて頂きたい。
地球全体でのバランスとして考える事が進められればトキやコウノトリの事例の様に良い結果に繋がる事も増えるのではないでしょうか。人間だけの地球では無い事を再度、念頭に置き進めて頂きたく思います。」
鳥獣保護管理企画官からのお答「外来種に指定されるものは元々、繁殖率が強いものが多い。今のところ国内の外来種でレッドリスト種はあまりみられないが、今後は意見を踏まえ勿論、他国と連携し進めて行く事に致します。」と頂きました。
         
    
先日、私イルカが審査員を務める「第3回日本自然保護大賞」の最終審査会のご報告をさせて頂きましたが、この授賞式とシンポジウムの開催日が決定致しました。
今回も広く一般の方々にも各地での地道な環境活動を知って頂ける貴重な機会となっています。
定員制となりますが、たくさんの皆様のご来場をお待ちしております!
 

日本最高峰の自然保護を称える「平成28年度日本自然保護大賞受賞記念シンポジウム」

 

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チラシ拡大.pdf

日付:平成29(2017)年2月19日(日)
時間:12:00開場受付/12:30開演(15:30まで予定)

会場:3×3 Lab Future
(東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1F)

定員:80名(先着順)
※参加費無料、事前のお申込が必要となります。
(当日参加も可)

  
詳しくは日本自然保護大賞HP
 
【自然保護大賞とは】
日本全国各地で、自然保護と生物多様性保全に貢献した子どもから大人までのすべての個人と団体、企業、自治体の優れた取り組みを顕彰し、この賞を通して、自然保護と生物多様性の保全を、より積極的に推し進め、自然と人の暮らしの調和のとれた地域や社会づくりを推進することを目指しています。

         
    
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先日、私イルカが審査員を務める「第3回日本自然保護大賞」の最終審査会が本年も開催され出席してきました。
事前に受け取った沢山の応募者からの報告原稿には日頃の活動が細かく書き込まれていて毎年感動します。
その思いを各委員が受け止めての最終審査会になりますので...。最終審査に残った報告書を一つずつ丁寧に討論しながら採点を進めていきましたが、やはり私達審査員の選考にも力が入り、気付けばおよそ5時間に及ぶ最終審査会となりました。

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今年度の部門は少し変化し、保護実践/教育普及/地域の活力/自然のちから/子ども・学生の5部門となっています。

授賞式・シンポジウムの開催は、来年2月下旬~3月頃を予定しておりますので決定次第またご案内を出させて頂きます。
日本自然保護大賞は自薦他薦ありますので来年度には皆さんも是非参加を考えてみてはいかがでしょうか。

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日本自然保護大賞のHPはこちら

         
    
DSC01015.JPG 上記の件について中央環境審議会自然環境部会第12回野生生物小委員会が行われました。
今回は沖縄県・屋我地(やがち)鳥獣保護区を訪れる渡り鳥アジサシ等に関しての現状と今後の対応に関して。沖縄公聴会の報告等も含め各専門委員からの意見交換となりました。
DSC01058.JPG 左はパンフレットの表紙です。
ベニアジサシ・エリクロアジサシ・ダイゼン・ハマシギ・シロチドリ等が夏になると東南アジアやオーストラリアから海を渡り産卵や子育てをしに来るが、人が近づくと子育てをやめてしまう事。しかし5~9月は釣りやマリンスポーツが盛んな時期とも重なるので「岩礁には近づかないように」とお願いが書いてあります。
その現状を知って頂く為には沖縄県内だけに止まらず、むしろ県外や海外からの観光客の皆さんに「事前」に知って頂く事が大切なのではないか?と私からの意見として発言させて頂きました。
この辺りは今帰仁にも近くとても素晴らしい自然が有り、私も大好きな所です。ですから皆さんも訪れる時は生きもの達が子育てをし生きている事を忘れずに居て下さいね。