K・POPの皆様と親善大使との野外コンサートに一万人!
「地球は大きな生き物、動物、植物、鉱物そして人間も大切な命」と伝えました。

 

IMG_5131 コンサートは予想どおり困難な道のりでした。お互いに未知なる相手と大野外コンサートをするのだから。システムも言葉も違う。常識と思っている事ははまらない筈。やはり、事前に出した機材と楽器も違っていたりモニタースピーカーも無いと前日に発覚!しかし「今晩中に島中を探しまわる」と総責任者のダイアナさんが言った。ピリピリする空気の中で私は言った。「機材探しに最善を尽くして下さい。でもどうしても無かったとしても私たちは絶対いいステージを届けるから。明日いいコンサートを届ける為に一緒に頑張ろう!私たちは同じチームじゃない!」何だか青春ドラマみたいな事を言ってた私。

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しかし、現場のKBSのスタッフもみんなの存在が少し近くなった気がした。いつものメンバー二人が居てくれるのだからどんな事になっても大丈夫さ!

IMG_5105 設営が終わらぬ会場のテントで不安な気持ちを抱えて居ると、人影が。ぐったり疲れているのが遠くからも見てとれる。きっと!と思い私は「マロウマじゃない?」とかけよると「Yes」。
私が今回会える事をとても楽しみにしていたマロウマ!アフリカのモーリタニアから来たシンガー・ソングライター。彼女は私の次に親善大使に去年なりました。
やっと笑顔になった彼らは二日間かけて来たのです。しかも「楽器がフランクフルトに行っちゃった」可哀そうでならなかった。でも「明日には届くって」そういう彼らと共に祈った!
IMG_5115 当日の朝やっとリハーサルが出来る事になり現場に行くと設営も進み雨も上がっていた。
現場の人数は数倍に膨らみ、会場の回りにはもう既に女の子たちで一杯でした。そこへアフリカチームが。手には楽器を抱えていた。
「よかったね!」マロウマと笑い抱き合った。
「うちはね、家族みんなミュージシャンなんだよ」と言うので「うちもさあ」というと「へ~」「アフリカと日本で2家族コンサート出来るねははは~」と笑いながら(行けるかも・・)と思ってみた。
ステージはノイズが出たり色々あるけど明らかに韓国スタッフが努力をして我々の希望に近付けてくれている事を感じた。熱い日差しに日傘をさしてくれたり、ボランテイアの大学生は私のハングルに「大丈夫!」と励ましてくれた。
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今回のWCC済州島での親善大使

ソプラノ歌手

Hye-myung kang(Claudia Kang)さん

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今回は「なごり雪」と「まあるい いのち」もハングルで歌う事に決めました。「地球環境パートナーシップオフィス(GEOC)」で勤務する日本在住の姜・ソンウさんが訳詞と間で喋る言葉を教えてくれました。司会者が通訳をします。と言ってくれたのに「自分らしく話したいから」とお断りしてしまいかなりのプレッシャーでしたが、夏の間にメモ片手にせっかく覚えたんだからと自分で話しました。

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「お友達になってくれますか?」 「一緒に歌ってくれますか?」にナント!「ネー」「はーい」と答えてくれて全員大合唱になり私がびっくり!本当に嬉しかった!!

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日本人の私の歌、聴いてくれるかな・・。
K・POPフアンの女の子達が・・・。と不安に思ってましたが大合唱に客席のIUCNや日本からのNGOの皆様がその光景に触れ「感動の涙がでました」と皆が言ってくれました。

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その晩は初めて町に出て韓国郷土料理店で祝杯をあげました。松井総領事や堂本先生もメンバーと共に祝杯をあげて下さいました。領事館のキム・ヨンヒさんが韓国スタッフとの通訳をして下さり心から感謝しています。 
翌日から、色んな人に「イルカ?」と声を掛けられハングルでベラベラ喋られびっくり!税関でもね。相手は私が喋れると思ったみたい。ゴメン!でも、お土産やさんではおまけしてもらいカムサム二ダ。        

帰国後コンサートの写真が無くて困っていたらKBSで撮った写真を送ってくれました。ダイアナさんからです。「Thank you! Diana!!」

やっぱり私たちは地球の家族。宇宙の仲間だね!