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絶滅危惧種1.jpg

捕獲圧警鐘A4チラシ.pdf

本年度、第1回目の野生生物小委員会に出席してきました。

今回の議題は、

「今後の国内希少野生動植物種の新規指定等に関する基本的な考え方について」

でした。

「衆参両議会の付帯決議では、2020年までに300種を種の保存法に基づく希少野生動植物に新規指定する事が求められる。」これをふまえて年間40~50種の指定をして行く予定。

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トキの生息状況

・ふ化したヒナ2012年(8羽)2014年(36羽)
・巣立ち2012年(8羽)2014年(31羽)

ニホンウナギ保全方策検討調査(減少要因)

・海洋環境の変化
・漁獲(河口におけるシラスウナギ、河川における黄ウナギ、銀ウナギ)
・河川、沿岸環境の変化

今後は指定種が大幅に増加する為(関係省庁、地方自治体、調査研究機関、NPO・NGO、専門家、地域住民、民間企業)と連携し、保全を推進する必要があります。
国民からの提案制度を進めるに当たり、私からの提案意見として、
「科学的な知見に基づく事は勿論ですが、もっと広い世代の人・・・例えば、学生や学校としての取り組みなどからも参加出来る、多くの人に開かれた場も欲しい。今後、益々皆さんに知って貰い、意識を持って頂く為にも、幅広い世代に繋げていかなくてはならないと思います」と意見を述べ、環境省からも「検討致します。」と返答を頂きました。

環境省においても、このように盗掘や乱獲への警鐘を鳴らしています。ぜひこちらのチラシもご覧になって頂き、皆様も絶滅危惧種について考えてみてください。