

- 日本自然保護大賞2024!教育普及部門「大賞」受賞!「蕨ひがし自然観察クラブ・蕨市立東公民館」での授賞式に参加しました。
- 日本自然保護大賞2024!保護実践部門「大賞」受賞!「公益財団法人阿蘇グリーンストック」での授賞式に参加しました。
- 「日本自然保護大賞2024」授賞者が発表されました!
- 「日本自然保護大賞2024」の活動募集が始まりました!(7/15締切)
- 【イベント案内】能登復興支援シンポジウム~能登の創造的復興に向けて(5/11)
- 日本自然保護大賞!選考委員特別賞受賞「北海道美幌⾼等学校」での授賞式に参加しました。
- 日本自然保護大賞!学生・子供部門大賞受賞「岐阜県立岐阜高等学校」での授賞式に参加しました。
- 「日本自然保護大賞2023」授賞者が発表されました!
- ご報告。環境省中央環境審議会 自然環境部会 野生生物小委員会 専門委員を退任しました。
- 中央環境審議会 第31回野生生物小委員会がハイブリッド形式で開催されました。


昨年から、日本自然保護大賞の授賞者の皆さまが活動している現地での授賞式を行っています。 2015年から選考委員を務めているイルカが、今回伺ったのは熊本県! 保護実践部門大賞を授賞した「熊本県・阿蘇グリーンストック」の皆さまとの授賞式や視察などの模様をご報告いたします! |
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【保護実践部門大賞】公益財団法人阿蘇グリーンストック千年続いた阿蘇の草原を次世代に ~野焼き支援ボランティアとともに歩んだ25年~<イルカ講評> 阿蘇の雄大な草原を守り続けるには幾つかの事が必要だと言う。それが「野焼き」だ。人の手を入れる事で維持されるのだ。 自然を守るためには極力「人間の存在」を近付けない事が大切と思って来た。しかし百年で半減した草原を守り持続的に活用するには人の手による欠かせない幾つかの作業が必要である。防火帯として草を刈っておく「輪地切り」や刈った草の延焼を防ぐための「輪地焼き」など安全に消火作業までをする野焼き支援ボランティアは年間 2000人以上。25年間で 4.5万人にのぼる。 たくさんの表情を持つ阿蘇の草原はたくさんの人の手から手へと守られ千年先へと続く。 |
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今回の授賞式は熊本市内で開催され、団体の関係者の皆さまに大勢お集まり頂きました。 理事長・阿蘇市長 佐藤義興さん 副理事長・熊本日日新聞社会長 河村邦比児さん 野焼き支援ボランティアの会 代表 岩本和也さん 等から、今回の受賞について喜びのご挨拶を頂き、専務理事の増井太樹さんからは活動発表や現地視察のご案内をして頂きました。 |
授賞式の後は「米塚下園地」へ視察へ行きました! 「米塚」をはじめこのあたりのエリアは、3~4千年前に火山から噴火した溶岩で出来たなだらかな草原です。ここには沢山の牛馬も放牧されています。 移動中には、のんびり過ごしている牛を何度も見かけました。(牛は通年にわたり、寒さ暑さ関係なく過ごしているそうです) |
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「米塚下園地」では、あいにくのお天気で非常に寒い中、赤水原野管理組合長・阿蘇周年放牧エコフィールド協議会会長 小坂今朝和さんが待っていて下さり、実際に「野焼き」が行われている場所を案内して下さいました。 |
真ん中の黒い道が、野焼きの延焼を防ぐ防火帯です! この野焼きの支援ボランティアには、他県の皆さまも多数参加しているそうです!そしてこの支援ボランティアは年々若返りつつあり、また人数も増えているそうです。 |
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その後「阿蘇草原保全活動センター」にも立ち寄り、「野焼き」を行うときの格好・装備の展示などを拝見! 「火消し棒」の高さで、実際に火の範囲が凄く広いことを実感することが出来ました。離れた場所でも本当に熱く熱を感じるそうなので、重装備が大切! 地元の方でも野焼きをして草原を守っていることを知らない方も多いとのこと、阿蘇の草原はもちろん、こういった展示施設もありますので、観光の折には足を延ばし、ぜひ皆さまも保護活動を身近に感じてみて下さいね。 日本自然保護大賞HPはこちら |
