ゲスト(敬称略)

・堀内孝雄

・トワ・エ・モワ

・小林幸子(友情出演)

 

・江原啓之

・神部冬馬

2004年、IUCNの親善大使に就任してから11年の月日が流れました。
毎年続けて来られたこの「イルカ with Friends」コンサートも、昨年は記念すべき10回目を迎えDVDにも収める事が出来ました。
さて...「10回目で一区切りかな?」と私は思っていたのですが、地元をはじめとする沢山の皆さんからご要望を頂き、今年もこうして11回目のコンサートを開く事が出来ました。ありがとうございます。
今年は「国連生物多様性の10年」の中間年でもあります。2020年に向けて、いよいよこの惑星「地球」の仲間がもっと心を一つにして、地球の未来を大切にして行かねばならない時なのです。
世代も国境も超えて一人の人間が出来る事は無限にあります。あなたはあなたらしさでこの地球をもっと愛して下さいね!
富士山のお膝元、素晴らしい森羅万象に見守られて開かれる「イルカ with Friends vol.11」。今日も愛を沢山込めて歌をお届けします。

IUCN国際自然保護連合親善大使
国連生物多様性の10年日本委員会・委員
環境省中央環境審議会野生生物小委員会・委員
やまなし大使
富士河口湖特別町民

イルカ

「イルカwith Friends」の11回目の開催をお慶び申し上げます。
IUCN親善大使を務めるイルカさんは「We Love You Planet!~ひびけ!惑星に。」の中で自然の厳しさと優しさを歌われています。これは、本年3月、私が出席した仙台における第3回国連防災世界会議の際に議論があった、海岸林などの自然をうまく活用した防災・減災というテーマとも通じるものです。
我が国は、時に厳しさをもたらす自然と共存する歴史を有しています。イルカさんの歌を聴きながら、皆様も自然の重要性と人間の関わりに思いを巡らせていただければと思います。

IUCN親善大使のイルカさんには、2009年から中央環境審議会委員として、2011年からは「国連生物多様性の10年日本委員会」のメンバーとして、生物多様性の大切さを広く世の中にお伝えいただいています。昨年10年の節目を迎え恒例のイベントとなりました「イルカ with Friends」と、イルカさんが作成されたIUCNの歌「We Love You Planet!~ひびけ!惑星に。」に込められたメッセージが、多くの人たちの自然保護意識を高め、活動を実践する仲間を増やしていただけることを期待しています。

本日は「イルカ with Friends」にお越しいただき、誠にありがとうございます。
さて、平成25年6月富士山が世界文化遺産に登録され、国内のみならず世界レベルの大事な資産として認められ、当町においては、その魅力を発信するとともに保全に取り組まなければならない役割を担っております。その中で、平成16年からIUCN国際自然保護連合初の親善大使として、環境保全の啓蒙活動の重責も担われているイルカさんによるコンサートは、今年で11回目を迎えました。毎年音楽の魅力を発信することと同時に富士山の麓に多くの出演者や来場者の皆さんが集う機会にもなり、今年も開催できますことに心から感謝申し上げます。
平成21年から町の特別町民として関わっていただくイルカさんには、町うた「木の花の開く頃に」を作っていただき、今や町内の時報や様々な場所で身近に流れ、住民も一緒になって参加させていただき、今年もどんなステージが繰り広げられるかとても楽しみです。ご来場いただいております皆様が、心温まる時間を楽しんでいただければ幸いです。

私たちは、大きな変化の時代に生きています。その変化の規模や性格について、いま世界中で活発な議論が行われています。その議論の核心は、人間による短期的なニーズとそれが地球の生命を支える能力に対する長期的な影響の衝突です。私たちの将来は、今私たちが行う選択にかかっています。IUCNは世界中の環境保全活動と手を携え、私たちの美しい地球が将来にわたって私たちを支え、繁栄した将来を導くよう努力しています。イルカさんの歌は、自然と共生する公正で豊かな世界というIUCNのビジョンとこだましているのです。

今年も河口湖で「イルカ with Friends」の開催、おめでとうございます。
私は、イルカさん作詞・作曲の「まあるいいのち」が大好きです。森の木々も、川や海の魚たちも、空で飛ぶ鳥たちも、クマやカンガルーも「みんな同じ地球の家族、みんな同じ宇宙の仲間、一人にひとつずつ大切な命」の歌声に耳を傾け、大きくうなずいているに違いありません。IUCNの親善大使として、世界各地を廻られすでに10年、今後のご活躍を宇宙の仲間みんなが期待しています。