kokuren10y     
    
DSC06076.JPG 日本最高峰の自然保護を称える「日本自然保護大賞」の第5回授賞式とシンポジウムが行われました。
今年も私は選考委員&プレゼンターとして出席し、シンポジウムでは今回は私イルカの講演もさせて頂きました。講演では「伝統的な物作りと環境活動」というテーマで「生物多様性の本箱・100冊」にも選ばれている「まあるいいのち」の朗読もしました。
今回の応募総数は88件。当日は全国各地から受賞者や関係者がたくさん集まり、受賞者の皆様には各選考委員より賞状とトロフィーが贈呈されました。今年は若い世代もさらに増え、シンポジウムでは受賞者の皆様の興味深い発表内容に会場は大いに盛り上がり、未来へ繋がる一日となりました。
DSC06021.JPG なお今回、私イルカが講評したのは審査員特別賞を受賞した小学6年生の西垣 慎治郎さん!
■イルカ講評■
小学6年生にして西垣君は、人間と人間以外の生き物・自然との両立は難しい現実を知っています。「絶滅」の真の意味を沢山の人々に知ってもらいたいと願っています。そこには、ヤマセミの観察を続けた日々から見えて来た現実。人知れず数を減らし続けている目立たない野鳥たちが居る事をシッカリと見続けて来た目があります。これらは誰しもがこの地球に持って生まれて来た疑問だと思います。けれど、いつしか忘れ、見えない事にしてしまうのでしょうか。だから、西垣君の思いは、すでに年齢や次元を超えて人々の心を未来へ育てようとしてくれる一筋の光なのです。
DSC06035.JPG

<本年度の各部門受賞者>
【大賞】保護実践部門
三嶺の森をまもるみんなの会(高知県)

【大賞】教育普及部門
鈴鹿・亀山地域親水団体連携体(三重県)
(亀山の自然環境を愛する会、水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座、魚と子どものネットワーク)     

【大賞】子ども・学生部門
北海道士幌高等学校 環境専攻班・士幌環境講座(北海道)

DSC06069.JPG 【沼田眞賞】
特定非営利活動法人 海浜の自然環境を守る会(兵庫県)

【選考委員特別賞】
西垣 慎治郎(兵庫県)/愛知県立木曽川高等学校 総合実務部(愛知県)/富士ゼロックス端数倶楽部(東京都)

日本自然保護大賞では、自薦他薦問わず、全国で活動されている皆様のご応募を次回もお待ちしています!
応募のご案内は2019年夏頃を予定しています。

日本自然保護大賞HPはこちら