- 「日本自然保護大賞2024」授賞者が発表されました!
- 「日本自然保護大賞2024」の活動募集が始まりました!(7/15締切)
- 【イベント案内】能登復興支援シンポジウム~能登の創造的復興に向けて(5/11)
- 日本自然保護大賞!選考委員特別賞受賞「北海道美幌⾼等学校」での授賞式に参加しました。
- 日本自然保護大賞!学生・子供部門大賞受賞「岐阜県立岐阜高等学校」での授賞式に参加しました。
- 「日本自然保護大賞2023」授賞者が発表されました!
- ご報告。環境省中央環境審議会 自然環境部会 野生生物小委員会 専門委員を退任しました。
- 中央環境審議会 第31回野生生物小委員会がハイブリッド形式で開催されました。
- 中央環境審議会 第30回野生生物小委員会がハイブリッド形式で開催されました。
- 中央環境審議会 第28回、29回野生生物小委員会がハイブリッド形式で開催されました。イルカからの意見で「国際協力の推進」という項目が加えられました!
第28回、第29回野生生物小委員会が、およそ2年ぶりの現地会場と、オンラインのハイブリッドにて開催されました。第28回の議題は以下の通りです。 (1)特定外来生物被害防止基本方針の変更(諮問) (2)鳥獣保護管理法に基づく狩猟鳥獣の見直し(諮問) 他・トキと共生する里地づくり取組地域の公募(報告) そして第29回では前回の修正点を踏まえて、以下の議題でさらなる確認修正が審議されました。 (1)特定外来生物被害防止基本方針の変更(審議) |
|
現在、環境省では外来生物法の法改正のために点検や検討会を重ね、この野生生物小委員会でも審議を続けています。第27回委員会では答申がなされ、それを踏まえて第208回国会で「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案」を提出し、令和4年5月に同法律案が成立し公布されました。 そして改正事項で新たに規定された、要緊急対処特定外来生物の選定に関する基準等を盛り込むため、基本方針を変更する必要があることから、第28回委員会から再び審議されることになりました。 |
|
私イルカからは、これまでも「特定外来生物の販売の抜け道の防止策を考えてはどうか」「教育現場でのアピールをもっと増やしてはどうか」など発言させて頂きましたが、 第28回では、ごく素朴な疑問で「例えば元々の生態系がある場所へその外来生物を戻す。国同士で引き渡し合うと言うことが考えられないか?」と発言させて頂きました。かなり理想論と捉えられても仕方ない発言かな?と思っていましたが、それを踏まえ第29回委員会では「国際協力の推進」という項目が加えられ、「他国との連携協力が不可欠となる事から、国が各国との国際協力の推進を率先して進めるよう努めていく事が重要」という文言が追加されることとなりました。環境省の皆様、前向きなご検討をありがとうございました。 外来種=殺処分!と言う発想を少しずつ変え。外来種同士を国と国が連携して、少しでも元に戻す事ができる日が来る事を望んでいます。 |