DSC05492.JPG 私は生まれも育ちも、東京は中野です。
本年、我が母校である「中野区立・谷戸小学校」が90周年を迎える事になり学校と同窓会の皆さまからのお声掛けで記念講演をさせて頂きました。
校舎は新しくなりましたが場所も名前も変わらぬ母校の姿に懐かしさ一杯!!「この校庭で運動会では鼓笛隊でベルリラを叩いたな~」
DSC05405.JPG 講演会は在校生と先生方、保護者と同窓会の皆さまにもお集まり頂き、正に「老若男女」の谷戸っ子が体育館に集合!
体育館。昔は無かったな~。上を見ると「谷戸小学校90才おめでとう」の文字が!そして91、92、93...99までのカウントダウンが掲げられています!次は100才ですね!
DSC05431.JPG 講演会ではイルカの音楽活動「IUCN」や「丁寧に暮らそ!」「生物多様性」、「レッドリスト」等を解り易くお話しました。
勿論、幼い頃の周辺の様子や学校での話もしましたが。
大人達は懐かしく頷き、子ども達からは「へ~?」と言う反応に発見が多く世代を超えた素敵な時間が広がりました。「昔は毎年、アパートの屋上から両国の花火をみんなで観たよ」に凄くビックリしたそうです。
DSC05424.JPG 学校から花束を、同窓会からは地元老舗のお菓子を頂きましたので私からは「We Love You Planet!~ひびけ!惑星に。」のCDと絵本「まあるいいのち」を校長先生にお渡ししました。
図書館が大好きだった私。図書室に置いて下さったら嬉しいです。
DSC05462_edited-3.jpg 最後はやはり全員で校歌を歌いました。
「見る目はるけき 武蔵野の原・・・・」と歌い出すとすらすら~歌詞も見ないで一番が歌えました。
一年から六年まで事有る毎に歌った昭和の子ども時代!時は凄く流れましたが...私の中身は殆ど変って無い・・。そんな事も感じました。
DSC05476.JPG 講演会が終わってからは同窓会の皆さまとのミニ交流会。
最高齢の方は93才!私が住んでいたアパートの直ぐ近所にお住まいの方です。皆さまが大変お元気で当時の話に花が咲きました。同窓会の皆さまは「イルカ with Friends」や「ファミリーコンサート」へも嵐の中、駆けつけて下さり大変感謝しております。「燃えろ谷戸っ子90」Tシャツは我が家も家族全員で着ております。
以前Eテレ「ようこそ先輩!」で授業をした時に校長先生だった井澤先生も毎回のご参加ありがとう御座います。
幾つになっても思い出す幼い頃。近頃ますます愛おしいあの頃。卒業して皆それぞれの道を歩き...又こうして再会出来る事の御縁に感謝!そして、その幸せを未来の子ども達の為に繋げて行きたい!
         
    
DSC05376.JPG 愛媛県・宇和島市立城南中学校では沖の島・日振島での「はまゆう保護活動」を続けて40周年を迎えました。その活動を称えて私は記念講演をして来ました。海の清掃活動から始める保護活動は大変素晴らしいと感動しました。そして今回宇和島でも素晴らしい御縁を感じる不思議な一致が沢山あったのでお伝えしましょう。
DSC05355.JPG 「はまゆう」といえば思い出すのが米田倫子さんの事です。昭和60年にNHK特集で「倫子、二十歳の旅立ち」がO.A.されました。
倫子さんは身体が上手く動かせませんでしたが、愛媛大学の研究の結果、かかとで文字が打てる様になり本も出版されました。その時私はナレーションと倫子さんの詩に曲を付け出来た歌が「はまゆうの歌」です。
hamayuu.jpg 城南中学は倫子さんの母校で有りお父様は日振島の先生でした。城南中学を卒業後にお父様は亡くなりその思いを綴ったのが「はまゆうの花」。お父様が愛した花でした。しかし「はまゆう」が危機的な事になり立ち上がったのが宇和海中学(統合され現在は城南中学)の生徒さん達でした。
DSC05373.JPG その思いが毎年バトンタッチされ40年間「はまゆう」は保護されています。「はまゆうの歌」も歌い継がれ嬉しい限りです。今回は勿論、一緒に歌わせて頂き、約30年以上の月日を超え「はまゆうの歌」が私の中で蘇りました。
DSC05392.JPG 宇和島へはコンサートでも伺っていますが、2005年9月21日には「国際平和デー」にゲストとしてお招き頂き泰平寺さんに有る「平和の鐘」を突かせて頂きました。
この「平和の鐘」は戦後「世界絶対平和」を願いニューヨーク国連本部に贈る為に、中川千代冶さんが世界65カ国を巡り平和を訴え集めたコインとローマ法王から授かった金貨で作られた鐘です。その母鐘が泰平寺さんの境内に有り私が突かせて頂いた鐘です。
そして1953年ニューヨーク国連本部に贈る為に行われた式典がなんと!「城南中学の校庭であった!」と今回地元の方から伺いその城南中学で講演会をさせて頂く事に不思議な御縁を感じ講演会でもお話しました。
「はまゆう」と「平和の鐘」の御縁ですね!
「平和の鐘」は今も国連本部で大切にされており、春分の日と9月21日「国際平和デー」には国連事務総長の手で音が鳴らされる事になっています。
         
    
DSC04588.jpg 7月上旬に大分県津久見市に行ってきました。
なぜかと言うと、昨年の台風18号で被害を受けた津久見の人たちが、また一歩前へと歩み出すために歌でエールを届ける番組を作りたいというNHK大分の皆様からのお声がけがあったからです。これをきっかけに、今回、行ってみたいと思っていた津久見に初めて訪れることができました。NHK大分のスタッフの皆様、2日間のロケ、ありがとうございました。
駅前のライブハウス「REVIVE!」さんも控室としてご協力ありがとうございました。
DSC04581.jpg 駅前にある「なごり雪」の石碑です。
この曲は、本当に津久見市民の皆様の曲になっているのですね。今回は洪水被害に遭われた方達にインタビューもさせて頂き、洪水被害がいかに大変なことだったか、そして「なごり雪」の曲がどれだけ大切にされてきたのかを実感することができました。
DSC04591.jpg 津久見と言えば!友人の正やんこと伊勢正三さんの故郷なので、色々と台風被害の情報を受け取りつつ、正やんの思いも背負って津久見を訪ねてきましたよ。
この線路のカーブ。昔から正やんから話を聞いていたので、ぜひ見たかった景色です。
「津久見」に関して何度も正やんとメールのやり取りをさせてもらったので、情報も思いもタップリの旅になりました。
DSC04601.jpg 駅にはピアノを模した木のベンチが!小さな椅子もあってとっても可愛い!
DSC04619.jpg 実は、この時も台風7号が近づいていて、前日から、雨と風の中ロケをしましたが、ミニライブ当日は、奇跡的に「津久見」だけ快晴!熱中症が心配でしたので、間に給水タイムを入れながらライブをさせて頂きました。
たくさんの市民の方にお集まり頂き、とても嬉しかったです。快晴で暑い一日となりましたが、ご参加下さった皆様、本当にありがとうございました。津久見駅前で歌う「なごり雪」は私にとっても本当に感慨深いものとなりました。
またぜひコンサートに呼んでくださいね!
DSC04626.jpg オマケ!
噂には聞いていた津久見市にあるという「イルカ島」。
こちらの無期限パスポートを頂きました!!ありがとうございます!
今回は収録のため時間がなく、いつか行ける日まで大切に保管させて頂きますね。
         
    
DSC04189.JPG 豪華客船「にっぽん丸」にてイルカ・コンサートがありました。しかも!会場が「ドルフィンホール」もう、嬉しくなっちゃいますね!私の為のホールかな?なんて思っちゃいますね!
20180530163847431_0001.jpg 大勢の皆様においで頂きありがとうございました。開場1時間前からお並び頂いた方々も沢山いらして嬉しかったなー!
DSC04193.JPG 船と船旅が大好き、パパ・保坂からは「ぜひとも行きたい!」と当然申告があり、パパ参加の「イルカほのぼのコンサート in にっぽん丸」となりました。今回は名古屋発着の四国クルーズでした。波も穏やかで揺れなかったのでよかったー!
IMG-1534.JPG 朝、「イルカの群れがご覧になれますよ~」と船長からのアナウンスがあり、窓の外を見たら、丁度海のイルカちゃんがジャンプ!!嬉しかったぁ!
夕方、リハーサルを終えて客室に戻ると再び「イルカの群れとクジラまでもが前方に現れましたー!」と船長さんもかなり興奮気味のアナウンス!
IMG-1528.JPG 四国・高知の太平洋沖でしたがめったに現れる事が無いとの事でしたから。大ラッキーでしたね!
丸く渦になっているのは、クジラが潜った所。わかるかな?
IMG-1500.JPG

イルカのジャンプに合わせてシャッターを押すのはかなり難しい!!ジャンプする度に大歓声が上がりましたー。

 

 
野生のイルカに会えたらいいな...。とは思っていましたが。まさかのクジラまでも来て励ましてくれたみたいでとっても嬉しく、心地よく歌わせて頂きました。

         
    
DSC02848.JPG 私と母校・女子美との御縁を再び繋いで下さった南嶌宏氏。
日本を代表する美術評論家で国内の主要な現代美術館の設立に参画されたり話題となる展覧会を多数企画されたキュレーターであり何よりも熱血感溢れる素敵な方でした。
女子美の「アートプロデュース表現領域」設立にあたり私を熱心に客員教授として御誘い下さり、そのお陰で素晴らしい御縁を沢山頂いております。
しかし昨年1月に59歳の若さで急逝され大変残念に思っています。
DSC02826.JPG そんな風に南嶌宏氏を慕い惜しむ声に応えるかの様に・・・。
「最後の場所」南嶌宏・美術評論集が月曜社から出版され、その出版記念の会が開かれました。
会場には美術関係者やアーティストの皆さまが多数お集まりで其々、南嶌氏に対する想いを熱く話されました。
私は「お別れの会」に出席出来なかったので南嶌氏の魂に向けて幾つかの言葉と歌を捧げました。
DSC02840.JPG 会場となった「東京キネマ倶楽部」は南嶌氏が大好きだった場でした。
とてもユニークな場所で昔の日活映画に出て来るような昭和のダンスホールそのまま!少し遅れて入った私の目に飛び込んで来たオープニングは大爆音と共に派手派手な前衛ダンス!しかも・・脱ぎ始める。
と言うユニークな幕開けに会場中が「ブラボー!」の嵐!!さすが!「南嶌宏の空間!」カンパ~イ!!
すっかり打ち解けた派手派手前衛ダンサーは・・・女子美の後輩だった!!
DSC02920.JPG 南嶌宏氏の想いが直に伝わって来る本。
「最後の場所」
岡本太郎・横尾忠則・草間彌生・日比野克彦など、誰でも知っている芸術家の事も"同時代のアーティストたちと火花を散らすように共闘した数々の<美術の場>の記録。"として瑞々しく想いやりある言葉で書かれています。
私も我に闘い続ける身と心でありたい!
 
(以前書いた南嶌宏氏の記事は2016年3月「写真館」に掲載。)