DSC02456.JPG "思考するミュージアム"
ふじのくに地球環境史ミュージアムにて行われている連続講座の講師として行って参りました。ミュージアムの客員教授を務めている歌人の田中章義さんとは「ストリートチルドレン・カレンダー」作りを通じて出会い親しくさせて頂いている友人の一人です。熱海の小嵐中学の生徒さん達と始めたS・Cカレンダー作りですがなんと!当日は元生徒会長の髙中祥太さんが駆けつけてくれました。

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左から髙中さん、田中氏

今は東京の商社マンで立派な青年になっていてビックリしました。メキシコにも留学されていたとの事で「メキシコの子ども達の色彩は素晴らしいね!」と昔話も盛り上がりました。
今年もカレンダー宜しくね!
ミュージアムはとてもシンプルな展示で敢えて説明文は少なくしているそうです。「解らない事は尋ねて下さい」と専門の先生方が親切に御説明下さり"考える"を楽しみながらこれからの"豊かさ"を探して行きます。
遠くに海が見える元学校をミュージアムにしていてとても素敵!清少納言が「春はあけぼの・・・」と詠んだ海らしいですよ。住みたくなる様な丘の上にあります。是非ゆったりといらして下さいね。
安田喜憲館長さん始め岸本先生から沢山素晴らしいお話をありがとう御座いました。

ミュージアムの詳しくはコチラ
 
DSC_0275.jpg 以前から田中さんが是非ともご案内したい!と仰って下さっていたのが「静岡浅間神社」です。なんと!「神部神社」があるのです。
私の本名は「神部としえ」です。
神部と言う名字は夫からの名前ですが今回やっと実現してお参りさせて頂きました。突然伺ったのですがお祓いとご参拝のご案内をして頂きまして神社の皆さま本当にありがとう御座いました。
DSC_0276.jpg 「神部神社」の主祭神は「大国様」だそうです。 
お隣には「木之花咲耶姫様」がお祀りされていてとっても、とっても嬉しく思いました。そして、もう一つ嬉しい事が...。「イルカのミュ―ジックハーモニー」をいつもお聴き頂いているそうです。...そうですね!神社の皆さまは日曜日もお忙しいですね!
前日は森町での「ほのぼのコンサート」そして講座と遠くからも来て下さった皆様ありがとうございました。
素晴らしい御縁を沢山頂き秋からのコンサートも頑張りま~す(^^♪
         
    
201706193.jpg 平成14年から1年越しで大分県の宇目町(現在は佐伯市)に9回通いました。
校歌のご依頼を受けましたがこの町の出身者では無い私でしたからお引き受けする条件として「四季折々の風土に触れて作って良いですか?」とお願いした訳です。
町にはホテルもコンビニもありませんでした。なので毎回、私は色々なお宅にお世話になりました。
夕食には親戚の皆さんも集まり大歓迎を受けました。「素晴らしい所ですね!」と案内して頂いた場所のお話をし「自慢は何ですか?」と必ず聞きました。
すると「水と空気が良い事くらいしか何もありません」と皆さん仰るので「それが一番素晴らしい事で世界に誇れる事ではないですか!」と話すと「でも都会の暮らしに憧れて若い世代は皆出て行ってしまいます」と淋しそうに日本の林業が行き詰まっている事なども聞かせて下さいました。

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緑豊中学校は全てが木造でできた校舎です。

藤河内渓谷は一枚岩を水がくり抜く様に流れています。
大人たちは子ども達にお神楽を伝えています。
本当に素晴らしい感動を沢山頂きましたのでお世話になった皆さんに私はコンサートを開いて御礼を伝えました。
その後、子ども達から「コンサート凄く素晴らしかった」とお礼状が届きました。その内容は驚いた事に「僕達のふるさとは豊かな自然に恵まれています。校歌は是非、その自然が沢山感じられる歌を作って下さい」と書いて有りました。大人達の心配をよそに子ども達はちゃんと自然が豊かな自分の故郷を誇りに思っていたのですね。私は是非とも、子ども達の心を大人達に伝えてあげたい!と思いました。
201706191.jpg 平成15年4月19日、開校式で私は「竹の海」を生徒の皆さんと一緒に発表しました。
その後、私は用意して行った子ども達からの「僕達の故郷は美しい自然が自慢です」という手紙を読み上げて行きました。集まって下さった町中の皆さんは感動の涙を拭いながら大きな拍手を下さいました。あれから15年が経ちました。あっと言う間に。
そしてこの度「ユネスコエコパーク」に指定されたのです。
「ほらね!私は社交辞令でここは素晴らしいと言ってた訳では無いでしょ?」水と空気が良い事が、自然豊かな事が世界から評価され認められたのですから。こんなに嬉しい事は有りません。その間皆様はこの大自然を守り続けていらしたのですね。校歌「竹の海」を又皆さんとご一緒に歌える日を夢見ています。

エッセイ「ここは私の学校」をお持ちの方はP231~P242を再度ご覧下さいね!そして日本に世界中にある誇るべき美しい故郷を大切に致しましょう。

         
    
DSC01531.JPG 我が同志りりィへ
私たちが歌い始めたあの頃。同じようなスタンスで歌っている女の子はまだ少なかったね。人見知りな私は現場でりりィの顔を見るといつもホッとしたよ。そして、くっついていた。自由で愛に満ちていたりりィはどんな話もガハハと笑って受け止めてくれたね。数年前に会った時、歌う横顔には大人の女性としての優しさが満ちていた。きっと、幸せな日々を送っているんだな...。と眩しく嬉しく思いました。
私はあと少し此処にいるけど、又宇宙のどこかで会ったらガハハ!と笑いあおうね!
沢山のありがとうを我が同志りりィに贈ります。
愛を込めて。イルカ
 
2016年11月11日りりィが天に召されました。
バレンタインのお別れライブには行かれなかったのでメッセージとお花を手向けましたら、山崎ハコちゃんから「イルカさん!綺麗な大きなお花がりりィさんの写真の横にあります。素敵です!」とメールが届いたので「私の分までりりィの為に歌ってね!」とやり取りしました。
後日、りりィのCDが届けられ、中に育ての親とも言える寺本幸司氏の言葉が「浅川マキ、桑名正博と続いてりりィまで逝ってしまった。」とあり心が痛くなりました。寺本さんには私も育てて頂いた一人です。
タムジンの懐かしい写真が添えられていたのでコラージュして写真を撮りました。
りりィありがとう。
         
    
DSC01323.JPG 漫画家の萩尾望都先生と私は共に女子美の客員教授を務めています。
今回は念願叶って対談となりました。
学生は勿論ですが一般の方々も応募できる特別公開講座「宇宙・人間・アート」でしたので女子美のHPで公開した所、瞬時に定員数を遥かに超えてしまったそうで、皆さまには情報をお伝えするに至らずすみませんでした。
DSC01327.JPG 1970年代の終わり頃、私の番組に「「ト―マの心臓」は知っていますか?」「そこから冬馬君の名前をつけたんですか?」とよくハガキを頂くようになったのがきっかけで「ト―マの心臓」を読み萩尾先生の存在を知りました。ですから冬馬とト―マは偶然の一致なのです。
DSC01337.JPG 今回の対談を実現させて下さったのは女子美のアート・デザイン表現学科 メディア表現領域の学科長の内山教授です。女子美の講義前後はいつも沢山の夢に付いてお話させて頂くとてもエネルギーのある女性です。
今回も萩尾先生と城マネージャさん、内山先生と日沼先生と楽しいお食事女子会で盛り上がりました。
永遠の文学少女という感じの萩尾先生!本当に素敵な方でした。サイン入りの新作も頂きありがとうございましたヽ(^o^)丿 
今回の御縁を大切に又、ゆっくりお話させて下さい。そして、何かご一緒にコラボレーションが出来る日を楽しみにしています。
         
    
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上野はゆかりの地!
久しぶりに上野の森へ行って来ました。二人が好きなゴッホの原画を拝見に!ゴーギャンと別美術館ではクラーナハの原画も拝見する事が出来ました。
美術館では全く関係ない画家ウォーターハウスの画集を購入出来てご満悦(^_^)vな二人。
上野は幼い頃、パパ保坂に博物館に連れて行って貰った事が有り恐竜の骨などが深く心に残っているのです。

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お昼は谷中の蕎麦屋でツルっと!孫・検索!祖母・歓喜!)^o^(
思えば谷中は夫のカメ吉くんが生まれた所。寛永寺さんの直ぐ側に居たそうです。お母さんが産気づいた時、お兄さんが谷中墓地を走って御産婆さんを呼びに行った!なんて話を孫にしながら散策!
夕暮れ時には精養軒にて早目の夕食。ここには若かりし頃の母がレストランのレジを務めていた。と言う話をしつこく孫に(*^_^*)
お土産のプリンに「懐かしい~」の父母・狂喜!連続!!ヽ(^o^)丿

又、こんな時間を持ちたいな・・・たまにはね!孫とね(^_^)