●7月15日(土)河口湖ステラシアター

ゲスト:加藤登紀子,南こうせつ,

保坂俊雄&エマニアーズ

SEASONS,神部冬馬

スペシャルゲスト:江原啓之

●7月17日(月)NHK大阪ホール

ゲスト:南こうせつ,由紀さおり・安田祥子

 神部冬馬

スペシャルゲスト:江原啓之

 ●メッセージをいただいた方

IUCN会長 バリー・ムーサ

IUCNアジア地域選出理事 赤尾信敏

富士河口湖町長小佐野 常夫

作家 C.W.ニコル

アウトドアライター 天野礼子

漫画家 みつはしちかこ

(敬省略)


THE BRIDGE BETWEEN WORLDS.-IRUKA-

皆様、本日は「IRUKA with Friends Concert」においで下さいましてありがとうございます。
2004年の7月にIUCN国際自然保護連合、初の親善大使に任命され、昨年は第一回目のコンサートを実現する事が出来ました。
この大きな一歩は、沢山の皆様の賛同と協力そして参加がなければ、踏み出せないものでした。
そして「ぜひ来年も・・・」と多くの声をいただき今年もこうして皆様とお逢いする事が実現出来たのです。
ありがとうございます。
今年は本部からも国際協力部門責任者のハンス・フリードリッヒ博士が「イルカwith Friends」を祝福し、参加してくださっています。
こうして季節はめぐり、この一年の間にも様々な形を通して、地球は自らを傷つけ、私達に危機を訴え続けて来ました。そして、それは言い換えればこの傷付いた地球の姿は、私達一人一人の心のあらわれではないか・・・と。昨今の痛ましいニュースを見聞きする度に思います。
この地球も、人々の心も本来の美しい姿を取り戻す為に、音楽はきっと大きな力を与えてくれると信じています。
今宵も素晴らしいゲストの皆様と共に、心を込めて歌います。新羅万象に響きますように。

IUCN国際自然保護連合 親善大使 イルカ


メッセージをいただきました


IUCNを代表して、私たちの大切な友人であるイルカさんに感謝をいたします。
世界中で10億人以上の人々が貧しさと飢えに苦しんでいます。
まずかれらを救うべきで、自然や環境について心配しなくてもよいと言われることもあります。
ですが、無分別に行なわれた漁業は海を空にしてしまい、アマゾンやインドネシアの熱帯雨林は破壊され、16,118種の生きものが絶滅の淵にいます。
温暖化ガスによって地球の気候が変わりつつあります。これまで行なわれてきた自然破壊は、貧しい人々を助けたでしょうか? いいえ、そんなことはありません。
私たちIUCNは、別の道に進むべきだと訴えてきました。全ての人のために自然を見守るという、別の道へとすすむべきだと。
この地球上で最も貧しいと呼ばれる人々は、海からは魚を、川からは水を、森林からは薪を得るという自然に密着した生を送っています。
自然を守り保全することは彼らをきっと助けることでしょう。
そして、美しい風景が失われた、我々に驚異と感動を与えてくれる野生生物が消えた、そんな世界に住みたいと思うでしょうか? いいえ、そんなことはありません。
皆さんは皆さん自身とこの星に生きる全ての命を、自然保護を支えることによって救う事ができます。
そうすることで、きれいな空気を吸い、きれいな水を飲み、日々の糧を得ることができるのです。
今夜は、単なる素敵な歌手の素敵なコンサートではありません。貴方が、この地球を美しい緑の星に変える、未来を変える、始まりの瞬間になることでしょう。
IUCNは、イルカさんによる私達の活動の支援に心から感謝を述べるとともに、皆さんが、このコンサートを楽しんでいただけることを心よりお祈り申し上げます。

IUCN会長 バリー・ムーサ


イルカさんがIUCN親善大使に就任してちょうど2年。
以来、コンサート、TV・ラジオ、新聞雑誌で、IUCNの使命である自然保護の重要性を語り続けて頂いています。
世界のたくさんの動植物が絶滅寸前にあり、昨年発表されたホッキョクグマの例は世界的に大きな反響を呼びました。
イルカさんの活動を通じて、IUCNの役割への理解がますます深まることを期待します。
昨年に続く親善大使二度目のコンサートの成功を祈念します。

IUCNアジア地域選出理事 赤尾信敏


本日は「イルカwithFriends」にお越しいただき、誠にありがとうございます。
 当町は富士山の豊富な大自然と共有しながら、古くから続く観光事業に対して、文化的側面を入れ、ソフト事業に積極的に力を入れて参りました。今年3月には、上九一色村と合併し、河口湖・西湖・精進湖・本栖湖・富士北麓四湖が一つとなった新生「富士河口湖町」が誕生し、それぞれに自然の魅力を十分に引き出しながら心と体にやさしいエンターテイメントスペースとして益々その役割を負っていきたいと考えております。その中心拠点として位置づけている河口湖ステラシアターでは数々の企業事業を展開し、これまですばらしい音楽シーンのお手伝いをさせていただきました。昨年イルカさんの単独野外コンサートをご一緒させていただき、またすばらしいゲストの方々もイルカさんを通じてお迎えすることができました。今回もゲストに加藤登紀子さん、南こうせつさん、またスペシャルゲストとして江原啓之さんをお招きして行われるコンサートが実現できる運びとなり、関係者一同大変光栄に感じております。また、国際自然保護連合、初の親善大使として、富士山の環境保全啓蒙活動の重責も担われているイルカさんとご一緒し、その活動を多くの人に知ってもらうお手伝いもさせていただければと思っています。
最後に夏のすてきなひと時をイルカさんのすてきなステージで、心温まる時間を楽しんでいただければ光栄です。最後までごゆっくりお楽しみください。

富士河口湖町 町長 小佐野常夫


僕は、イギリスはウェールズ生まれのケルト系日本人。長野県の黒姫山のふもとに棲んで、「アファンの森」を20年間つくり続けてきました。
ひとり一人が自分の足もとで、たったひとつだけでもいいから、今までとちがうことをやり始めてみようよ。 


C.W.ニコルプロフィール
長野県黒姫県在住。カナダ水産調査局北極生物研究所や淡水研究所の主任技官。環境保護局の環境問題緊急対策官。
1980年以来長野県に居を定め、独自に森の再生活動に取り組んでいる。日本の自然破壊を憂い、様々なメディアで日本の現状を訴え続けている。
2005年名誉大英勲章を授与。


1988年からは"川仕事"(川のために働くこと)を続けてきましたが、2000年からは"森仕事"も始めました。
2008年7月に養老孟司氏、C・Wニコル氏らと共に「日本に健全な森をつくり直す委員会」をつくり2009年9月に新政権に手渡した提言書「石油に頼らず、森林(もり)に生かされる日本になるために」が生かされ、林野庁が「森林・林業再生プラン」をつくって、゛林業再生゛が進んでおります。

天野礼子プロフィール
中学、高校、大学を同志社に学ぶ。国内外の川を中心に"森・里・海"を歩く。1988年より文学の師・開高健とともに長良川河口堰反対運動に立ち上がり、"川の国"のダムの警鐘を与える国民運動に育てた。近著に「゜林業再生゜最後の挑戦」(農山漁村文化協会)
「石油に頼らない」(養老孟司氏との共著・北海道新聞社)「有機な人びと」(朝日新聞出版)


イルカさんの歌声は自然界からのメッセージ?
 イルカさんの歌声をきいていると、あるときは、森の中にいるような・・・木の声や水の声、鳥やけものの声、草花の声・・・自然のあらゆるものが声を発し、うたっている。そのつながりのひとつに自分もいてうたっているような心地よさを覚えたりします。で、大好きです。

みつはしちかこプロフィール
1941年茨城県生まれ。´62年4コマ漫画「小さな恋のものがたり」初連載。
単行本は1~40。その他、家庭漫画「ハーイあつこです」1~20、「わたがしふうちゃん」1~6、「アララさん」1~2、その他エッセイ、誌画集など。
´77年「小さな恋のものがたり」で日本漫画家協会優秀賞。


         
    

●7月30日(土)河口湖ステラシアター

ゲスト:小椋 桂,由紀 さおり,安田祥子,野口 健

倉本 聡(スペシャルトークゲスト),

特別参加・小池百合子環境大臣,神部冬馬

●7月31日(日)NHK大阪ホール

ゲスト:伊勢 正三,五つの赤い風船,杉田二郎

     神部冬馬

飛び入りゲスト:南 こうせつ,ばんば ひろふみ

●メッセージをいただいた方

小池 百合子環境大臣

IUCN事務総長 Achime Steiner

富士河口湖町長小佐野 常夫

人形作家 与 勇輝

スピリチュアルカウンセラー 江原 啓之

アルピニスト 野口 健

歌手 堀内 孝雄

漫画家 やなせ たかし

音楽評論家・作詞家湯川れい子

(敬省略)


「はじめの一歩」

皆様、本日は「IRUKA with Friends CONCERT」においで下さいましてありがとうございます。
 私がIUCN国際自然保護連合の親善大使に任命されたのは、昨年の7月でした。外務省において記者会見があり、その時一番最初にお約束したことがIUCNをアピールする為のコンサートを開くと言う事でした。
 その為に各界で活躍されている方々に出演やメッセージのお願い状を書いては祈る様な氣持ちでお返事を待ちました。そして、こんなにも沢山の皆様から賛同いただき心から感謝しています。
又、放送局や新聞・雑誌を通じてアピールして下さったマスコミ関係の皆様や会場にはNGOボランティア・スタッフが沢山参加して下さっています。ありがとうございます。
 私達皆のふるさと地球がもっと元氣で美しく、そして私達の心が繋がり合える様に。今日も心を込めて歌います。森羅万象と、この会場にかけつけて下さったあなたの為に。

IUCN国際自然保護連合 親善大使 イルカ


メッセージをいただきました。

IUCN(国際自然保護連合)は、自然保護分野において世界で権威あるNGOです。
その初代親善大使にイルカさんが就任されたことを心からお喜びいたします。
私も大好きなイルカさんの歌やトークが、多くの人たちの自然保護意識を高め、活動を実践する仲間を増やしていただけることを期待します。
人と自然とが共に生きていける世界の実現に向けて、一緒にがんばりましょう。

環境大臣 小池百合子


自然はその命とともに全てを与えてくれる。
東京の中心にいようとアフリカの中心にいようと、自然は私達に食べ物や水、家や服、キレイな水を与えてくれます。
自然は、気候を調節し、土壌を豊かにし、穀物を実らせます。自然は私達の社会や文化に刺激を与えてきました。
しかし、自然は困難な状況にあります。動物や植物が絶滅の危機にあります。私達の周りの気候が変化しつつあります。
川や海が汚染されつつあります。私達の仲間である人類の半分が貧困の中暮らしています。そして、地球上の貧困に苦しむ人々は、食べ物や水などの自然の恵みに直接的依存しているのです。
多くの困難があり、それらはすべての相互に関係を持っています。困難の原因の根っこは共通で、幸運にも同じ解決方法があるのです。
それが、自然を守るという事なのです。
巨大な困難に見えるかもしれませんが、しかし、その解決は私達一人一人から始まるのです。
環境に優しい製品を購入し、リサイクルを進め、植林を行い、不必要な時は電気を消し、日本のそして、世界の最も貧困に苦しむ地域の、自然保護活動を支援して下さい。
IUCN(国際自然保護連合)は世界中で自然とその自然に守られて生きる人々を守る活動を展開しています。
私達の活動への支援に感謝するとともに、コンサートを楽しんでください。

IUCN事務総長 Mr,Achim Steiner


本日は、河口湖ステラシアター11周年記念「イルカwith Friends」へご来場いただき誠にありがとうございます。
当町は富士山の豊富な自然に抱え、その恩恵と共生する中で、国内外からたくさんのお客様に富士山のすばらしさを実感していただきたく様々な事業を通じてお手伝いさせていただいております。
その中で、国際自然保護連合(IUCN)親善大使になられ、自然保護の啓蒙活動を行うなど益々活動の領域を広げているイルカさんとご一緒させていただきオリジナルコンサートを開催させていただくことに、当地域ならではの意義ある試みとして関係者一同感謝の気持ちでいっぱいです。また、ゲストとして小椋桂さん、由紀さおりさん、安田祥子さん、トークゲストとして倉本聰さんほかたくさんのすばらしいアーティストの方々もステージを飾っていただけることとなり、華やかなステージにご来場の皆様もきっと夏のすばらしい思い出としてたのしい時間を共有していただけることと思います。
 最後に、この富士山麓で繰り広げられるアーティストの皆さんのすばらしいステージを皆さんで楽しんでいただけたら幸甚です。最後までごゆっくりお楽しみください。

富士河口湖 町長 小佐野常夫


イルカさんの歌は、その情景が心のスクリーンに泌るように映ります。
時に慰められ、心和らげられ、生きる勇気を与えてくれます。イルカさんの歌を聴きながら作る人形の表情は優しく、振舞の姿は自然体となります。
そんな歌の力をお持ちのイルカさんの、この度の国際自然保護連合の親善大使に、大いに期待します。

人形作家 与勇輝


私たちのいのちは長いようで実のところ儚いものです。だからこそ与えられたいのちを精一杯輝かせたいと願います。それは動物も自然も同じことみんな一生懸命輝こうとしているのです。その輝きはお互いのいのちを照らし合います。そこに愛のハーモニーがあるのです。そのハーモニーは自分に幸せを運んでくれます。
音楽を通し、地球の調和を感じられるコンサートを応援しています。次回は私も参加させてください。

スピリチュアル・カウンセラー 江原啓之


僕は主に清掃登山を通じて富士山の環境保全に取り組んでいます。
イルカさんは音楽を通じて環境問題に取り組まれています。富士山は日本のシンボル。
共に手を組んで美しい富士山を取り戻しましょう。

アルピニスト 野口健


仕事柄、いろいろな土地に伺いますが、道すがら見る自然のすばらしさにいつも心が救われます。
そんな自然を愛する心を自分も忘れないで持ち続けたいものです。
人を愛する心と同じように自然を愛することができればすばらしいことですね。
そんなすばらしい活動を率先してやっているイルカを私も微力ながら応援していきたいと思います。
今回はそちらに伺えませんが、またこのようなイベントがありましたらぜひ参加させて頂きたいと思います。

歌手 堀内孝雄


自然が荒廃しているということはつまり心が荒れているということです。
このままでは人間そのものが案外予想よりもはやく絶滅するかもしれない。
特に良質な心をもつ人が減少傾向にある。
イルカさんのような人が多くなれば世界は確実に美しくなる。
そんな人イルカ?

漫画家 やなせたかし


今、この日本で特に必要なもの。それは「母性」と「つながり」の認識です。
イルカさんの声に宿る魂が、言葉を越えて語りかけてくる世界を、私は宝物だと思っています。深く、優しく、美しく、豊かで、温かく、すべてのいのちを結ぶ声。
そこにキラキラと溢れている母性の光を汲み取って、飲んで、元氣になろう!

音楽評論家・作詞家 湯川れい子


         
    
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●日本特殊陶業市民会館 2012年10月20日(土)
ゲスト:南こうせつ,伊勢正三,山本潤子,神部冬馬

●メッセージをいただいた方
外務大臣 玄葉光一郎
環境大臣 長浜博行
俳優・作家・歌手 荒木一郎
ギター、ウクレレ弾き語り/パスカルズ 知久寿焼
金沢大学准教授(地域創造学) 香坂玲
IUCN事務局長 ジュリア・マートン・ルフェーブル

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IUCN国際自然保護連合 親善大使
環境省中央環境審議会 野生生物部会
国連生物多様性の10年日本委員会 委員

イルカ

2010年、「生物多様性条約第10回締約国会議」COP10が愛知・名古屋で開かれた会期中にこのコンサートは始まりました。
「生物多様性」という事をもっと皆さんに知って頂く事が大きな目標でした。
しかし、あれから・・・東日本大震災があり又領土問題など大地も私達の心も大きく揺れていますね。
そんな中9月には、韓国・済州島にてIUCN「世界自然保護会議」が開かれました。
4年に一度のこの国際会議には180ヶ国から約一万人が集まり、連日地球の未来について語り合われました。
私も親善大使として開会式やレセプションでは自作の着物で出席し、大統領には私の絵本とCDをお渡ししました。
全てテーマは「生物多様性」ですから。K-POPの方々との野外コンサートには1万人が集まり、私がハングルで「一緒に歌ってくれますか?」「友達になってくれますか?」と観客に呼びかけると「ネー」(はーい)と大きく答えて下さり「まあるい いのち」はハングルで大合唱になりました。
「地球は大きな生きもので私たちは皆、細胞同士」といつものメッセージを伝えた時。
私たちの心が国境を越えて繋がって行く事、それが地球の未来には不可欠だな・・。と再び確信を得た素晴らしい旅となりました。
三回目となる本日のコンサートもどうぞ、素晴らしいゲストの皆様の歌と心を感じて下さいませ。

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イルカ制作手描き&ろうけつ
着物「生物多様性の子守唄」
帯「双葉ノエル」

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「いのちの共生を、未来へ」をテーマに開催されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)から2年、東日本大震災を経験した私達は、大きな犠牲とともに自然との共生の大切さを心に刻み、持続可能な社会、文明のあり方について世界と共に答えを見いだしていきたいと願っています。
2020年までに生物多様性の損失を止めるために効果的かつ緊急の行動を起こすことを掲げた世界全体の戦略(愛知目標)、その達成に向けた「国連生物多様性の10年」はその大切なステップです。
9月のI UCN総会では、イルカさんの歌声が、参加者を通じて世界中にしっかりと届いたことと思います。今晩、再び名古屋の空に自然と共に生きる力強いメッセージが響くことを期待しています。

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 2010年10月、ここ名古屋で開催された生物多様性条約(CBD)第10回締約国会議(COP10)で、生物多様性を守るための世界目標"愛知目標"が採択されました。
IUCN親善大使のイルカさんは、この愛知目標の達成に向け、多くの主体の参画と連携を促進し具体的な行動を推進する「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」のメンバーとしてもご活躍いただいています。
UNDB-Jでは、推奨事業の認定や地域セミナーの開催など活動を本格化しているところです。
人と自然が共生する世界の実現に向け、取り組みの輪を広げていくために、今後もイルカさんのご活躍を心から期待しています。

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vol8guest6photo個人という考え方を僕はあまり重んじない。人間は一人で生きるものではなく、他の人や色々な素材と一緒に生存しているからだ。

自分という言葉の意味は、個人ではなく、己を含めた環境と考えている。 自分の人生を良くしたければ、環境を整えなければダメだと人には言う。自分とは、その人の持っている環境の大きさ、美しさに他ならない。
つまり、幸せに生きたいと思うなら、その人の持つ環境を良くして行けばいいって事だ。vol8happa1

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vol8guest7photoここ20年ちょい、ツノゼミっていうミリ単位の小さめの虫を追っかけて東南アジアにちょこちょこ出かけてます。

小さな生き物たちがいるから、ぼくらもこうして生きてられるんだと思います。
イルカさんこんどぼくにも何か手伝わさせてくださいね!vol8kani

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イルカさんは、歌手や絵本作家の他に、IUCNの親善大使、「いきもの応援団」として、環境の分野でも強力な助っ人でもあります。
同時に、全国津々浦々、その地域地域の良さを引き出してくれる不思議な力の持ち主で、まさに「多様性の女神」です。愛地球博、COP10開催の地でもある愛知・名古屋で、その良さを今夜も存分に引き出してくれることでしょう。
いつも、温かい歌声で包みこんでくれる まあるい地球コンサート-そのメッセージは、絆、愛、いのち、次世代にまで広がる。今夜は冬馬さんの歌声で次の世代を考えても良し、イルカさんと環境に思いを寄せるも良しです。

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今年のイルカさんのコンサートは、2010年10月に第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)が開かれた名古屋で「国連生物多様性の10年」を祝う三度目のコンサートとなります。
日本のIUCN親善大使として、日本が未だ困難な状況にあるなか、歌や啓発イベントを通してIUCNの取組を広く伝えてくださっているイルカさんに心よりお礼を述べたいと思います。
ご存じの方も多いかと思いますが、本年9月6日から15日に韓国済州島でIUCNの世界自然保護会議を開催致しました。会議場では、全世界が直面している喫緊の環境・開発課題について各国政府、公共セクター、非政府団体、企業、国連機関、社会団体によって活発な議論が交わされ、解決案が形成されました。イルカさんのIUCN親善大使の任期を二年間延長する調印式も本会議中に執り行われました。Nature+コンサートでは日本語と韓国語で自然を守ることの大切さを伝えるイルカさんの歌とメッセージを楽しませて頂きました。
10月8日から19日にはインドのハイデラバードで第11回生物多様性条約締約国会議(COP11)が開かれます。このCOP11は、2011~2020年の国連生物多様性の10年開始後初の締約国会議であり、また2011~2020年生物多様性条約戦略計画および20の愛知目標採択後に初めて開かれるものでもありますので、2010年の名古屋COP10以降の進捗と実施に関するたくさんの報告が期待されています。
自然と自然の偉大な恵みに感謝しつつ、 今夜のイルカさんのコンサートをともに楽しみましょう。

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 ●中京大学文化市民会館

  オーロラホール

2011年11月6日(日)

ゲスト:南こうせつ,伊勢正三,神部冬馬

 

●メッセージをいただいた方

IUCN事務局長 ジュリア・マートン・ルフェーブル

スピリチュアリスト 江原啓之

日本サッカー協会理事 岡田武史

衆議院議員・前環境副大臣 近藤昭一

環境大臣 細野豪志

(敬省略)

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本日は2回目となるこのコンサートにご来場ありがとう御座います。
昨年、愛知・名古屋で開かれた国際会議COP'10では、日本から提案された「愛知目標」が国連で採択されました。それを受け「地球生きもの委員会」は発展的に「国連生物多様性の10年日本委員会」と改組され、私は再びその委員となりました。
この地球の為に頑張ろう! と思っていた矢先「東日本大震災」が起き、日本は大打撃を受けました。しかし、草花は芽ぶき私たちに命の力を教えてくれましたね・・・。
10月からは被災地の皆様に向けてのコンサートやふれあい活動(大船渡・釜石・北茨城・会津若松・いわき・仙台・石巻)も始めています。「歌って欲しい」とのご希望が一番多く届いたからです。
これからも私は大自然の中の命として歌を創り歌ってまいります。

心から感謝を込めて・・・。

IUCN国際自然保護連合 親善大使   ・中央環境審議会野生生物部会委員

・環境省地球いきもの応援団 ・やまなし大使 イルカ


メッセージをいただきました。

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 日本にとって大変なこの一年に、日本のIUCN親善大使として、歌や啓発イベントを通じてIUCNの取組みを支援してくださっている
イルカさんに心よりお礼申し上げます。
iruka11_vol2_02今年は国連によって国際森林年(F o r e s t2011)と定められています。I UCNも16億を超える世界中の人々に食糧と生活の糧を与えるというだけではない森林の重要な役割について啓発を行い、これを支援しています。私たちが生きていくために必要な空気、食糧、水、医薬品、さまざまな地球上の生命、私たちの現在そして未来を左右する気候、これらすべてに森林は役割を果たしています。2011年は、世界中の人々が、地球上の生命、すなわちあらゆる人々と生物多様性にとっての健全な森林の価値を認識する1年になるでしょう。

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また今年は、イルカさんのシンガーソングライターとしてのキャリアの40周年でもあります。これまでも、そして現在も、イルカさんは豊かな経験と環境に対する情熱、才能をもって、IUCNの「自然を尊び、保全する公平な世界」の実現への取組みを支援してくださっています。


本日は、イルカさんのコンサートを私たちと一緒に楽しみましょう。そしてジャングルや森、マングローブ林など世界のさまざまな森林の素晴らしさと、こうした森林が人間や地球にもたらす贈り物の大切さを噛みしめましょう。

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iwf_07_msg03_01今ほど、この地球上の「いのち」について深く考えさせられる時代はないように思います。
自然崩壊など様々な問題に直面している今、これから先の未来について考える分岐点に立っているのではないでしょうか。「まあるい地球」に生まれた私たちにできることは何でしょう? 
イルカさんの活動、そして、温かい歌に触れることで、きっと皆さん、「心」でその答えを受け止めていかれることと思います。
ご盛会、お祈り申し上げております。

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今年の震災で、私達はずっと気づいていたが「とは言っても」と見ないようにして来た事を、見ざるえなくなった。こんな豊かな生活いつまでも出来るの?地球は大きくならないのに人口爆発しているの大丈夫?大人口の中国とインドが驚異的に経済発展しているけど、、。今、「とは言っても」と言うことなく、石油と水どちらが大切かと言うような本質を見なくてはいけない。
なごり雪が降るときを知るために。

iwf_07_line

iwf_07_msg06_01イルカさんには、地球いきもの応援団員として、昨年の生物多様性条約COP10の成功に向けて大きなご協力をいただきました。歌を通じて、世界中の人々に「いのち」の大切さを訴えるイルカさん、パワーに感動しました。
iwf_07_msg06_02今年からは、COP10での合意を具体的に実現していくための、国連生物多様性の10年が始まっています。
IUCN親善大使であるイルカさんの歌がさらに、人々の心をつないで、生物多様性の保全に取り組む仲間の輪を広げてくださること、そして震災復興のための力となることを期待しています。

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パンフレットにメッセージをお願いしましたが、日程的にとてもお忙しい時期でしたのでコンサートの当日に合わせてメッセージをお届け下さいました。
お忙しい中お約束を守って頂きありがとう御座いました。掲載させて頂きます。

細野環境大臣より

メッセージをいただきました!

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 IUCN親善大使のイルカさんには、生物多様性の保全のために日頃からご活躍いただいています。昨年のCBD-COP10の際には、イルカさんのコンサートに参加された皆さんの気持ちが大きな環となって、会議の成功につながりました。
 今年から愛知目標の達成に向けて「国連生物多様性の10年」が始まっています。「国連生物多様性の10年日本委員会」のメンバーでもあるイルカさんの歌声に込められたメッセージが、多くの皆さんの心に届けられ、人と生きものが共生する社会の実現に向かって、様々な分野で力強い行動に結びついていくことを期待しています。

環境大臣 細野 豪志

 

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COP10「まあるい地球コンサート」

10月18日~29日に愛知・名古屋で行われたCOP10会議が終了しました。「問題が山積み」という事をお互いに認識しながら会議は終了しましたが、ここから又、新たなつながり方をさぐりながら人間同士そして全ての生き物達と少しでも仲良く暮らして行ける事を強く願っています。

ひとり ひとりが集まって、この国が出来ている。
国と国が寄りそった この地球でいてほしいからいつも心の中に忘れない。
地球は大きな生き物で、誰の物でもない事を。
ひとり ひとりの心がけ、それは毎日の中で出来る事。
新羅万象のつぶやきにいつも耳をかたむけて・・・。
私は宇宙の中のひとかけら そう意識して生きて行く。
人として生まれた事に、胸をはって生きて行きたいから。

 イルカ

(IUCN本部からいただいたクリスタルの地球儀のバックに
名古屋の町を写しました。左側には名古屋城。判るかな?)

(IUCN親善大使としてのイルカの活動報告はトップ・お知らせ欄にも沢山ありますのでご覧ください。)


COP10に向けて、イルカは2008年より活動して来ました。

これは、10月24日(日)、名古屋市公会堂大ホールにおいて行われた、「イルカ プロデュース COP10 まあるい地球コンサート」の為に作ったパンフレットです。

2010年からの活動といただいたメッセージをいらっしゃれなかった皆様にも見ていただけるよう掲載します。

 

   ゲスト:南こうせつ、伊勢正三、神部冬馬

主催:IUCN国際自然保護連合,IUCN-J、

    中日新聞社、東海テレビ放送、

    サンデーフォークプロモーション

協賛:住友生命保険相互会社

後援:環境省、中経連

連携協力:COP10支援実行委員会



2008 年世界自然保護会議 バルセロナにて

皆様、本日は「COP10 まあるい地球コンサート」においでいただきありがとうございます。
今まさに、ここ名古屋では「生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10)」が開かれています。その期間中にIUCN アショク・コースラ会長、ジュリア・マートン・ルフェーブル事務局長をはじめIUCN 本部の皆様をお迎えしてコンサートを実現する事が出来、私は感無量でございます。「〈生物多様性〉をもっと多くの人々に知ってもらいたいのだが」と相談を受けたのは2008 年「世界自然保護会議」バルセロナでの事でした。その会議場において、イルカコンサートを終えた直後の事でしたので、私は即座に「コンサートをやりましょう」とお答えしたのですが、問題は山積みで、又会場をおさえるだけでも大変な事でした。しかし、地元名古屋の皆様や、賛同して下さった企業の皆様のお陰で実現し、チケットも即日完売となりました。
本日、お集まりの皆様 本当にありがとうございます。これは、もちろん人氣・実力ともにNo.1 の南こうせつ氏と伊勢正三氏 御二人が友情参加して下さったからですね!心から感謝しております。又、IUCN の活動には、始めからボランティア・ミュージシャンとして協力してくれて来た息子・神部冬馬も本日は歌わせていただきます。
国内外のお客様を沢山お迎えしてのこのコンサート。いつものように、楽しくすすめて参ります。どうぞごゆっくりお楽しみ下さいね。

2010 年10 月24 日

1月25日 「いきもの応援団」発足式

イルカさんは、IUCN 親善大使、地球生きもの応援団員として、その素敵な歌声で、人と生きものが共に暮らすことの大切さを伝えて下さっています。
10月には、国連地球生きもの会議が日本で開催され、人と生きものが共生する地球を守るため、世界中の人々が手を携えていく大きな契機になります。
イルカさんの歌を胸に、この会議の成功に向けて、私もがんばります。

環境大臣(当時) 小沢鋭仁
環境省はIUCNの政府機関会員です。


2月2日 外務省レセプション

10 月に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10)では、会議の成功に向けて日本がリーダーシップを発揮し、生物多様性の保全に向けた具体的な取り組みを呼びかけていきます。
イルカさんは、IUCN 親善大使として「自然を尊重し保全する公正な世界」というIUCN のメッセージを音楽に乗せて世界中に伝えてくださっています。皆さんがイルカさんの素敵な歌声を楽しまれることを願っています。

外務大臣(当時) 岡田克也
外務省はIUCNの国家会員です。


4月 IUCN スイス本部へ行って来ました。

国際自然保護連合(IUCN)の自然保護の取組みを支援するイルカさん!
IUCN 親善大使としてのイルカさんの精力的な活動に心よりお礼を述べたいと思います。イルカさんのように自然保護に取り組んでいる方々に自然の声が地球全体に届いたことを感謝します。
国際生物多様性年の今年は、これまでにない速さで生物の多様性や種が失われていることに対する解決策を見つける格好の機会があります。
10 月には世界が日本に注目するでしょう。10 月18 日から29 日に名古屋で開かれる生物多様性条約第10 回締約国会合(CBD COP10)には必要な行動を起こすために世界のリーダーが集まります。日本でIUCN のメンバーの皆さんに会い、そしてCOP10 の期間中10 月24 日に開かれるイルカさんの特別コンサートに参加することを楽しみにしています。
今日、私たちはこれまで以上に毎日、自然を必要としています。これは大都市に住んでいる人も郊外に住んでいる人も同様です。自然は私たちに食料や避難所、淡水、清潔な空気、薬品をもたらすだけでなく、すべての経済活動の基本的な基盤として働きます。このよう
な自然が提供するサービスの価値を真に尊重し、私たちそして将来の世代のために保存すべき時がやってきたのです。
今年の4月にイルカさんがスイスのIUCN 本部にいらっしゃったとき私たちスタッフのために開いてくださった内輪のコンサートでは、人間と地球の結び付きを歌った美しく力強い歌にその場にいたスタッフ全員が感動しました。
イルカさん、私たちの活動にあなたの情熱と才能を傾けてくれてありがとう。
あなたの声が世界中に届きますように。

国際自然保護連合
(IUCN)事務局長
Julia Marton-Lefèvre
ジュリア・マートン
・ルフェーブル


5月22日 「国際生物多様性の日」を記念して

イルカプロデュース
「まあるい地球コンサート」in 津山
出演:西岡 たかし
   なごみーず(伊勢 正三、
   太田 裕美、大野 真澄)
   神部 冬馬
スペインマラガのバージニア・マエストロさんとメッセージを交換しました。

出演者と一緒に


BS-TBS「 地球いきもの いのちのつながり~生物多様性~」

イルカさんと、生き物たちを、地球を守ろうと、一緒に活動を始めたのはもう20 年近く前。1992 年の「地球サミット」に向けてでした。以来、いつでも、どこでも、イルカさんは動物や鳥、さかなや昆虫たちの友だち。その仲間たちが住む里山や海、森や川に思いを馳せ、いのちを歌い、語り続けているイルカさん。
世界の人たちが、ひとつ一つの歌に心打たれます。
だからイルカさんは生物多様性の総本山IUCN の親善大使なのです。

前千葉県知事 元IUCN副会長 堂本 暁子


6月2日 アルバム「森羅万象」発表

イルカがデビュー当時から大切にしてきたメッセージ。
それは、まあるい地球そして全ての生き物たちから教えてもらった事。イルカ四十周年の第一弾として「国際生物多様性年」に向けて捧げたアルバムです。


7月25日イルカプロデュース「イルカ with Friends」コンサート Vol.6

IUCN を知っていただく為に毎年開いているコンサートも6 回目となりました。

出演
ゲスト:江原 啓之
    山本 潤子
    押尾 コータロー
    神部 冬馬
トークゲスト:榊原 郁恵
富士河口湖町ステラシアター



9月1日 絵本「まあるいいのち ーノエルの不思議な冒険ー」発表

「生物多様性」というものをもっと幅広い
世代の人々に知っていただけたら...。
とイルカが書きおろした六冊目の絵本です。

お話と絵 イルカ
小学館より発売中


9月 COP10準備の為に名古屋へ...。

IUCN-J 折り紙プロジェクトの為にメッセージを書きました。


新大臣よりメッセージをいただきました。

歌は人と人とのつながりを作ります。
IUCN 親善大使であり、地球いきもの応援団員でもあるイルカさんの歌を聴いて、人と生きものがともに健やかに暮らしていくことの大切さをみんなで感じ、わか
ちあいましょう。今日のコンサートの日は、国連地球生きもの会議(COP10)の、ちょうど折り返しの日です。このコンサートにお越しくださった皆さんの声を力と
して、世界中の人々と手を取り合って会議を成功に導き、人と生きものが共生する地球を守っていきたいと思います。

 環境大臣 松本 龍


世界の193 の国と地域から人々が集まる生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10)が、いよいよ始まりました。
この重要な機会に、日本は議長国として、会議を成功に導き、生物多様性の保全に向けた取組を前進させるよう呼びかけていきます。
地球に生きる命のつながりを守り、未来に伝えていくイルカさんの歌声が、この会場から世界中にメッセージを広げていくことを願っています。

外務大臣 前原 誠司


10月25日 IUCN-J生物多様性交流フェア

「みんなの想いをつなぐおりがみ」
場所:熱田神宮公園ステージ
時間:12:00-13:00

10月25日 生物多様性フォーラム・パネルディスカッション

「生物多様性の現状と今後の課題」
場所:名古屋マリオットアソシアホテル(タワーズボールルーム)
時間:15:00-16:30

Produce:IRUKA イルカ

ギター:長尾 行泰
キーボード:矢嶋 マキ
パーカッション:はたけやま 裕
ギター・バイオリン
:佐久間 順平
ギター:西海 孝
サックス:保坂 俊雄
(イルカパパ)

舞台監督:杉本 節代
音響:飯岡 淳一 制野 孝 大宮 博昭(オープンロード)
照明:古橋 亘浩(シアターブレーン)
楽器:関 賢太郎(チームアクティブ)
運搬:サンプラント

制作:伊藤 一臣 塚田 丞
   (MS エンタテインメント・プランニング)
   田中 勝生 
   吉田 佳奈(イルカオフィス)

運営:株式会社サンデーフォークプロモーション
   伊神 悟 佐藤 和宏

Special Thanks:中日新聞社
          尾久 充弘 倉内 佳郎