幼い頃から、私は動物や植物そして鉱物達をこよなく愛してきました。きっとその出会いがあったからでしょう。気がつけば彼らとのふれあいの中で生まれた心を歌に編み、自然と歌うようになっていたのです。2004年夏、IUCN初の親善大使に任命されてから尚一層、歌を通じて地球上の全ての生き物達との架け橋になれたらよいなと心に強く思っています。
しかし、日本・アジア地域に於けるIUCNの存在は未だ認知されていない現実があります。国境を越えて今私たちがしなければならない事は何でしょう。それを見つけに一歩ずつ歩いていきましょう。
「私達は皆、この地球という大きな生きものに住む"細胞同士"なのですから。」
 



“the BRIDGE between the worlds”

Since my childhood, I have had deep appreciation for animal, plants and stones. I found myself making& singing many song which were inspired by those intimate contact with nature. In the summer 2004, I had the honor to be the first Goodwill ambassador of IUCN. Through my song, I would like to be a bridge between man and all diverse of life in this planet.

However, I’m sorry to say that IUCN is not well-recognized in Japan and other countries in Asia. I am sure that we can step up, searching for what we should do for transboundary cooperation.

We, human and all living creatures are one of the cells of this great and beautiful Earth.

www.iruka-office.co.jp

Every year I’ll perform concert about 70places in Japan.

2010 the year of biodiversity

“Maarui-Chikyu”(Round Earth) Concert produced by IRUKA

At Nagoya Civic Assembly Hall on Oct. 24, 2010



IRUKA  -
イルカ

IUCN国際自然保護連合親善大使

2004年に初の親善大使に任命された。

  • 環境省中央環境審議会 自然環境部会 野生生物小委員会 専門委員
  • 地球いきもの応援団メンバー・生物多様性リーダー
  • 国際生物多様性年国内委員会(地球生きもの委員会)委員
  • UNDB-J国連生物多様性の10年日本委員会 委員

イルカwith Friends紹介

IUCN国際自然保護連合に関するコンサート活動についてはこちらご覧ください。


IUCNに関してはこれからも沢山情報を掲載していきますが、詳しくはIUCNIUCN日本委員会をご覧ください。

         
    

「発展途上国における森林減少・劣化等による温室効果ガス排出量の削減」
「女性の役割、社会的地位の向上」について。 

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インドネシア:REDD+に関する制度的枠組みがない。

女性の文盲率の高さ。REDD+による森林保全・回復の恩恵を女性が得られる配慮が無い。

 カメルーン:不安定な政治。男性による土地所有。女性は子孫を守る為の存在という女性軽視。不適切な農業活動。教育の不足。この状況の改善には国の政策と家族の役割の再考が必要。

 ガーナ:社会や男性の考え方を変える為には政策変更や能力開発の取り組みが必要。

パナマ:先住民族の一女性として、従来森林を守って来たのは女性でありREDD+に女性参加は不可欠。特に先住民女性が今現在森林に何が起きているか把握する必要があるが参加は乏しい。発言の機会を与えるべき。

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参加者から:会議の場に女性が座っているだけでは本当の参加とは言えずいかに女性の意見が関連計画・政策に反映されるかが重要。
        :女性のネットワークを有効に活用すべき。
        :バングラデシュではジェンダーの催しに女性しか来ない。

        社会意識の改革が必要。

リベリアのジェンダー省大臣よりまとめの言葉。

会場からはREDD+におけるジェンダー配慮に賛成の声が聴かれた。

ロレナ・アグイヤーさんは女性学の専門家。

女性から見た地球を伝えている。 

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最後に生物多様性JAPANの堂本暁子前千葉県知事より震災復興支援のお礼が語られ。

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そして私イルカIUCN親善大使からは・・・。
着物「生物多様性の子守唄」に込めた願い(全ての親の願いは同じ。それは子供の未来が明るい事です)メッセージして「まあるい いのち」英語ヴァージョン
を歌いました。うなずきながら私の思いを皆さんが聴いてくれました。

会場には外務省・環境省IUCN・Jの皆様そして韓国組織委員会Lee Hong-Koo(リー・ホンコー)委員長もお出で下さり大きな拍手を下さいました。

最後に英語のご指導をして下さったIUCN日本プロジェクトオフイス古田尚也さんとこの議事録の和訳をして下さった山崎厚子さんに感謝致します。       

         
    

 K・POPの皆様と親善大使との野外コンサートに一万人!
「地球は大きな生き物、動物、植物、鉱物そして人間も大切な命」と伝えました。

 

IMG_5131 コンサートは予想どおり困難な道のりでした。お互いに未知なる相手と大野外コンサートをするのだから。システムも言葉も違う。常識と思っている事ははまらない筈。やはり、事前に出した機材と楽器も違っていたりモニタースピーカーも無いと前日に発覚!しかし「今晩中に島中を探しまわる」と総責任者のダイアナさんが言った。ピリピリする空気の中で私は言った。「機材探しに最善を尽くして下さい。でもどうしても無かったとしても私たちは絶対いいステージを届けるから。明日いいコンサートを届ける為に一緒に頑張ろう!私たちは同じチームじゃない!」何だか青春ドラマみたいな事を言ってた私。

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しかし、現場のKBSのスタッフもみんなの存在が少し近くなった気がした。いつものメンバー二人が居てくれるのだからどんな事になっても大丈夫さ!

IMG_5105 設営が終わらぬ会場のテントで不安な気持ちを抱えて居ると、人影が。ぐったり疲れているのが遠くからも見てとれる。きっと!と思い私は「マロウマじゃない?」とかけよると「Yes」。
私が今回会える事をとても楽しみにしていたマロウマ!アフリカのモーリタニアから来たシンガー・ソングライター。彼女は私の次に親善大使に去年なりました。
やっと笑顔になった彼らは二日間かけて来たのです。しかも「楽器がフランクフルトに行っちゃった」可哀そうでならなかった。でも「明日には届くって」そういう彼らと共に祈った!
IMG_5115 当日の朝やっとリハーサルが出来る事になり現場に行くと設営も進み雨も上がっていた。
現場の人数は数倍に膨らみ、会場の回りにはもう既に女の子たちで一杯でした。そこへアフリカチームが。手には楽器を抱えていた。
「よかったね!」マロウマと笑い抱き合った。
「うちはね、家族みんなミュージシャンなんだよ」と言うので「うちもさあ」というと「へ~」「アフリカと日本で2家族コンサート出来るねははは~」と笑いながら(行けるかも・・)と思ってみた。
ステージはノイズが出たり色々あるけど明らかに韓国スタッフが努力をして我々の希望に近付けてくれている事を感じた。熱い日差しに日傘をさしてくれたり、ボランテイアの大学生は私のハングルに「大丈夫!」と励ましてくれた。
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今回のWCC済州島での親善大使

ソプラノ歌手

Hye-myung kang(Claudia Kang)さん

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今回は「なごり雪」と「まあるい いのち」もハングルで歌う事に決めました。「地球環境パートナーシップオフィス(GEOC)」で勤務する日本在住の姜・ソンウさんが訳詞と間で喋る言葉を教えてくれました。司会者が通訳をします。と言ってくれたのに「自分らしく話したいから」とお断りしてしまいかなりのプレッシャーでしたが、夏の間にメモ片手にせっかく覚えたんだからと自分で話しました。

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「お友達になってくれますか?」 「一緒に歌ってくれますか?」にナント!「ネー」「はーい」と答えてくれて全員大合唱になり私がびっくり!本当に嬉しかった!!

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日本人の私の歌、聴いてくれるかな・・。
K・POPフアンの女の子達が・・・。と不安に思ってましたが大合唱に客席のIUCNや日本からのNGOの皆様がその光景に触れ「感動の涙がでました」と皆が言ってくれました。

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その晩は初めて町に出て韓国郷土料理店で祝杯をあげました。松井総領事や堂本先生もメンバーと共に祝杯をあげて下さいました。領事館のキム・ヨンヒさんが韓国スタッフとの通訳をして下さり心から感謝しています。 
翌日から、色んな人に「イルカ?」と声を掛けられハングルでベラベラ喋られびっくり!税関でもね。相手は私が喋れると思ったみたい。ゴメン!でも、お土産やさんではおまけしてもらいカムサム二ダ。        

帰国後コンサートの写真が無くて困っていたらKBSで撮った写真を送ってくれました。ダイアナさんからです。「Thank you! Diana!!」

やっぱり私たちは地球の家族。宇宙の仲間だね!

         
    

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2004年から私は親善大使を務めています。
昨年から他国の親善大使も選ばれてとても嬉しく思っています。
               

*マロウマ(モーリタニア)
*ピエール・イーブ・クストー(仏)
*マテイアス・クルム(スウェーデン)
*アリソン・スードル(米)
そして今回

*Yuan Xikun (ユアン・シークン)(中国) 敬省略
が任命されました。

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今回はマロウマさんにしか会えませんでしたがこれからは色々な形で皆様と繋がって行きたいと思っています。
 
 

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連日の会議で忙しい中、調印式をする事を聞き、日頃助けて下さっている皆様が立会いにいらして下さいました。IUCNのカメラマンの提案で手を繋ぐポーズを。ナルホド良いですなあ!

IUCNの親善大使として心新たに活動を
広げて行きますので宜しくお願い致します。
        

         
    
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GEFは国際機関、NGO、民間セクターと連携しながら加盟国182カ国の政府と地球環境問題に取り組み、各国が進める持続可能な開発イニシアテイブを支援している独立した環境基金です。

生物多様性、気候変動、国際水域土地劣化、オゾン層、残留性有機汚染物質のプロジェクトに取り組んでいます。

この様な難しいお仕事をされているのですがとても穏やかで優しい方でした。ご一緒にお会いした渡辺陽子さんも素敵で楽しい方なのであっと言う間に時間が経ちました。何か御一緒にさせて頂けると良いですね!    

         
    
IMG_5177 いつもコンサートの応援に来てくれるジュゴン保護キャンペーンセンターのブースは華やか!沖縄の物やジュゴン・グッズが楽しい!「自作の着物の裾模様はジュゴンの親子ですよ。」と言うと喜んでくれました。
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「にじゅうまるプロジェクト」の御要望でIUCN本部の安田さんとポーズ。本部の安田さんには今回も大変お世話になりました。

引き続き、今後も宜しくお願いします。

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IUCN-Jの皆様も加わりあれれれ?よんじゅうまるプロジェクトに!!

       

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ブライアンに会いにプレスに!

忙しくて中々現場を離れられ無い彼の為にチョコレートの差し入れを。彼がいつもプレス関係の事をしてくれています。私の着物にも大変興味と理解を示してくれていて近い将来IUCNとのコラボを実現させたいと思っています。

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ハンスとも再会!
IUCNの親善大使に就任して一番最初に逢いに来てくれたのが彼でした。河口湖「イルカWith Friends」のステージにも出た!という事をいつもみんなに自慢するのです。今回も!

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今回はVVIPという超有り難い待遇で迎えて頂き従って最初から最後までこの二人がビッタシくっついておりました。有難う御座いました。
イルカ号の前で運転手のユウ君と通訳のセランちゃんと。
二人とも若いけどとても気が付き明るくて元気!
ユウ君は初めましての代わりにいきなり「アイシテル」で大笑い!以後毎日でした。セランちゃんは日本の大学三年生です。日本のコンサートにも遊びに来る約束をしました。
この様に今回も素晴らしい出会いと沢山の方々に助けられかなり濃い日程を無事に全てこなす事ができました。
この感謝をこれからの活動でお返し出来るように頑張りたいと思っています。