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2010年 愛知・名古屋で開かれたCOP10の会議の成果をふまえて、2011年から今後10年に向けて具体的に活動して行きます。

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COP10の今までの活動について、
詳しくはこちらをご覧ください。 


         
    

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チャン・シンシェンIUCN新会長と。

仙台での会議には、アジア各地、日本国内そしてIUCN本部等世界中から沢山の方々が集まりました。

IUCN新会長に就任されたチャン・シンシェン氏も来日されたので、開会式の前に対談をさせて頂きました。

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おみやげにイルカ・グッズを!

対談では、Aban Marker Kabraji氏とDr.T.P.Singh氏にも再会!

同席して下さり「イルカ with Friends」コンサートや着物・風呂敷・タオル等、IUCNとのコラボレーション・グッズの説明をしました。IUCNの歌を作っている事にも、皆様大変喜んで下さいました。

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石原環境大臣と。

開会式の会場に向かうと、石原環境大臣が出席されていたので、ご挨拶を!

コンサートへのメッセージのお礼を申し上げると、「いつもイルカさんの歌、歌ってますよー」と氣さくにお話して下さいました。

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牧原環境大臣政務官にも、ご挨拶を。

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基調講演の後は、レセプションが行われました。

牧原政務官・堀江地域理事に続いて、イルカも親善大使として、スピーチを行いました。

堀江地域理事から、「今、イルカさんがIUCNの歌を作っています!」と報告があり、会場がわっ!とわいたので、急な事でしたが、私はスピーチの最後に「では、サビの部分だけ歌ってみましょうか?」とつい言ってしまい、皆さんの拍手に押されて歌ってしまいました。

・・・ が、まだ出来たてホヤホヤの上、アカペラですから「まちがえたー」と歌い直すと・・・。皆の心がより一層ひとつになり、手拍子で、みんなで 「IUCN!IUCN!」と歌い!会場がひとつになったのを感じました。何としても、世界の皆さんと歌える歌に育てて行こうと大きな勇氣を頂きました。

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IUCNの仲間達と再会!

盛り上がるー!

下に下りると、色々な方々から、「歌を楽しみにしています」「いい声ですね!」と声を次々とかけて頂き、とても嬉しく思いました!IUCNの仲間たちとも再会が出来、来年のシドニーでの「世界国立公園会議」での再会を誓い合いました。

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昨年、チェジュでお世話になった、キム・チョンチュン氏と韓国の皆様にも再会!

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ブータンからもいらしてましたよ。

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大好きなジェフリー・マクニーリー博士とは、名古屋COP10以来です。嬉しい!

         
    

アジア初の国立公園会議です!

 

環境省・国際自然保護連合(IUCN)主催

日時:平成25年11月13日(水)~17日(日)
場所:仙台国際センター(宮城県仙台市)

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≪関連イベント≫
◎第1回アジア国立公園会議開催記念国際シンポジウム「生態系を基盤とした防災・減災」
日時:平成25年11月12日(火)14:00-17:00
場所:国連大学 ウ・タントホール(東京都渋谷区)

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◎「第1回アジア国立公園会議」基調講演 聴講者募集中!
日時:平成25年11月13日(水)16:00-18:10
場所:仙台国際センター大ホール
募集人数:200名
参加費:無料

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◎森・里・川・海 つながる自然つながる未来
新たな国立公園へ、グリーン復興プロジェクト

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☆IUCNの新会長も来日するとのことなので、イルカも親善大使として、出席する予定です。

         
    

会議中に「写真撮影に於ける野生生物へのカメラマンのマナー違反行動」に付いて「具体的な事例を教えて欲しい」という私からの質問に対しての返答を頂きましたので掲載します。今まで知らずに取っていた行動などもあるかもしれません。ご参考になさって頂ければ幸いです。環境省の自然環境局野生生物課長 中島様ありがとうございました。

 

【釧路 オジロワシ】
巣の写真入り記事の報道による生息地の漏えい(H19)
→●生息地を明かさないよう、環境省発出の文書で周知


【釧路 テシマウガラス】
ブログによる生息地の漏えい(H20)、ブログ主のガイドツアー
→●ロープを張るものの、翌年以後、繁殖地は消失


【釧路 タンチョウ】
カメラマンによるねぐらの侵入、樹木伐採、営巣地への接近
→●地元でパトロールを行ったり、看板を設置


【釧路 シマフクロウ、オジロワシ】
営巣地へ接近すること等により、生息環境の保全への支障
→●H13年に鳥獣保護法に基づき、特別保護指定区域として指定し、原則撮影禁止(~H33)


【札幌 シマフクロウ】
撮影ツアーの動画や、ネット発信を利用してリアルタイムの飛来状況アップ等の過剰な露出、保護林内立入禁止場所の巣箱近辺までの立入
→●繁殖や採餌への影響を説明し過剰な露出を控えるように伝える
●国有林への立入自粛要請文書、シマフクロウ保護増殖事業への協力依頼文書を発出


【関東 トキ】
カメラマンへルールやマナーの普及が進み、問題となる事例は多くはないが、ルールやマナーの呼びかけに応じていただけない事例もあり
→●「トキとの共生ルール」を策定し、イベントや報道、HP等で、共生ルール・観察ルール普及啓発


【長野 アカショウビン】
長野県内の有名な飛来地で、飛来情報が確認されると多くのカメラマンたちが押し寄せる
→●営巣木近くにおいて長時間の撮影、三脚での場所取りを禁止、巡視を実施(H21頃から)
●H23には営巣木近辺の歩道を雛の巣立ちまで閉鎖(H24、25は歩道付近の営巣なし)


【九州 アカウミガメ、アオウミガメ】
ウミガメの生態に配慮した観察方法が周知されておらず、ライトを使用した観察やフラッシュ撮影が行われ、ウミガメへの悪影響が懸念される
→●地域ルールとして「永田浜ウミガメ観察ルール」を策定、「永田浜ウミガメ保全協議会」を設置
●夜間の永田浜での観察の際は、光を消す、カメラ・ビデオ撮影は行わない等事前にレクチャー


【九州 ヤイロチョウ】
宮崎県内の生息地で、写真撮影などによる人為的な影響が一因となり生息状況が悪化
→●ヤイロチョウの繁殖が想定される期間、立入規制エリアを作り、看板、ロープを設置


【那覇 ヤンバルクイナ】
観察マナーの悪化等(餌付け、過剰接近、交通事故、夜間灯火、駐車問題等の地域住民への迷惑発生)
→●餌付け禁止看板を設置、基本的なルールとマナーを周知

         
    


委員の改選後初の小委員会が行われ、出席しました。

*国際希少野生動植物種の追加(2件)

 *種の保存法の一部を改正

*外来生物法の一部を改正

*違反に対しての罰則の強化 等

環境省からの現状説明があり審議されました。

各委員、専門分野からの意見交換がなされ私からは「現時点での正確なモニタリングが大変重要であると再認識しました。全動植物のモニタリングは不可能としても、自然界への人間の介入で今の地球が物凄く大きく左右されていますから。今後の地球の未来に大きくかかわる事なので認識を新たにこの委員会の中でもお互いに情報交換を率直にして行きたいです。」と意見を述べました。石井委員長から「活発な委員会になりそうで嬉しいですね。」と続けられました。

 *ダイトウノスリは第4次レッドリストに於いて絶滅危惧種(EX)とされましたが、国内希少種から削除されました。「増えたから?」では無いのです。既に絶滅してしまった。という事でやはりショックでした。これが地球の現状です。

         
    

 【審議事項】

○外来生物法の施行状況等を踏まえた今後講ずべき必要な措置について

○絶滅のおそれのある野生生物の保全につき今後講ずる措置について(諮問)

○絶滅のおそれのある野生生物種の保全戦略(骨子案)について

○鳥獣の保護及び狩猟の適正化につき講ずべき措置につてい(諮問)

○小委員会の廃止について