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2010年 愛知・名古屋で開かれたCOP10の会議の成果をふまえて、2011年から今後10年に向けて具体的に活動して行きます。

cop10link
COP10の今までの活動について、
詳しくはこちらをご覧ください。 


         
    
DSC08321.JPG 私イルカが審査員を務めている「日本自然保護大賞2020」は今回で6回目となりました。今回も全国からたくさんのご応募を頂き、ありがとうございました。このたび、無事に最終選考会が行われましたのでご報告いたします。
今年は事務局による一次選考を通過した45件について、選考委員に応募資料が届けられ、選考会までの間に確認検討をした上で、当日一つずつ丁寧に意見を出し合いながら採点していきました。
そして、<保護実践部門><教育普及部門><子ども・学生部門>の授賞者が無事に決定し、その他<沼田眞賞>や<選考委員特別賞>、そして入選者の皆様も選出させて頂きました。

授賞者の発表は日本自然保護大賞HP等にて2020年1月下旬を予定しております。また、今回も授賞式&シンポジウムが2020年3月に行われます。
これらはまた情報解禁になりましたらお知らせさせていただきます。

日本自然保護大賞HPはこちら

         
    
DSC07579.JPG 野生生物小委員会の第21回目が開催されました。
今回から各委員にはタブレット端末が用意され、会議ではペーパーレス化が実現しました。

今回の議事は以下の通りです。

1)国指定鳥獣保護区特別保護地区の指定についての諮問
2)報告
ワシントン条約第18 回締約国会議の結果概要
国内希少野生動植物種の指定状況
豚コレラの発生状況と対応
 

私イルカからは、
・オオコウモリなどは特別保護対象であるけれども、少なからず農業被害もある。
そこでコウモリの個体調査がなされているとのことだが、コウモリの調査の際、個体の識別はどのようにしているのか、飛ぶ生き物なのでカウントがダブることはないのか、分かる範囲で知りたい。

・豚コレラのワクチン散布を行うとのことであるが、それは他の生き物への影響や害はないのか。
ということを質問させていただきました。

 

この委員会の内容が環境大臣に報告されます。更には次回の野生生物小委員会までの間に、環境省では各委員会からの指摘や質問に対しての対応が行われ、次回の委員会へと続けられます。

         
    
今年も「日本自然保護大賞2020」の活動募集が始まりました!
自薦他薦は問われませんので、皆様も身近で行っている・行われている環境活動をぜひ取り上げてみませんか。
もちろん今回も私イルカは審査員として参加しておりますので、沢山の皆様の素晴らしい活動を拝見すること楽しみにしております。
たくさんのご応募をお待ちしております!

 

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大賞2020_募集チラシ_web用.pdf

「日本自然保護大賞2020」活動募集!


公益財団法人日本自然保護協会では、自然保護と生物多様性保全に大きく貢献する取り組みに対し、その成果と尽力を表彰する「日本自然保護大賞2020」の活動募集をスタートしています。

【対象】全国各地、子どもから大人までの個人・グループ・法人(自薦、他薦を問わず)
【部門】保護実践、教育普及、子ども・学生の3部門 ※複数の部門にご応募可
【締切】2019年10月31日(木)必着

日本自然保護大賞2020 特設サイトはこちら

         
    

環境省では、巨樹・巨木林データベースにおいて、巨樹・巨木林の魅力をより広く発信することを目的に、巨樹や自然環境に関わりのある方々へのインタビュー記事のページを公開しています。
今回はぜひイルカにとお声がけを頂きましたので、私自身と巨樹との思い出や想いをたっぷり語ってまいりました。

以下のホームページにてそのインタビューが絶賛公開中です。他の著名人の方のインタビューもお読みいただけます。ぜひご覧になってみてくださいね。そしてぜひ巨樹・巨木林にも関心を持ってみてくださいね。
案外皆さんの身近にも大きな樹はたくさんあるのではないでしょうか。

巨樹・巨木林データベースHPはこちら



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環境省では、日本の自然環境の象徴であり、地域社会のシンボルともなっている巨樹・巨木林を保全すべき対象と考え、30 年ほど前から全国の巨樹・巨木林の現況の把握に努めています。巨樹・巨木林調査は、環境庁(当時)が1988 年から開始した調査であり、現在まで継続されています。この調査により、全国約7万件のデータが集められ、その成果はウェブページ上の巨樹・巨木林データベースによって公開されています。
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DSC06076.JPG 日本最高峰の自然保護を称える「日本自然保護大賞」の第5回授賞式とシンポジウムが行われました。
今年も私は選考委員&プレゼンターとして出席し、シンポジウムでは今回は私イルカの講演もさせて頂きました。講演では「伝統的な物作りと環境活動」というテーマで「生物多様性の本箱・100冊」にも選ばれている「まあるいいのち」の朗読もしました。
今回の応募総数は88件。当日は全国各地から受賞者や関係者がたくさん集まり、受賞者の皆様には各選考委員より賞状とトロフィーが贈呈されました。今年は若い世代もさらに増え、シンポジウムでは受賞者の皆様の興味深い発表内容に会場は大いに盛り上がり、未来へ繋がる一日となりました。
DSC06021.JPG なお今回、私イルカが講評したのは審査員特別賞を受賞した小学6年生の西垣 慎治郎さん!
■イルカ講評■
小学6年生にして西垣君は、人間と人間以外の生き物・自然との両立は難しい現実を知っています。「絶滅」の真の意味を沢山の人々に知ってもらいたいと願っています。そこには、ヤマセミの観察を続けた日々から見えて来た現実。人知れず数を減らし続けている目立たない野鳥たちが居る事をシッカリと見続けて来た目があります。これらは誰しもがこの地球に持って生まれて来た疑問だと思います。けれど、いつしか忘れ、見えない事にしてしまうのでしょうか。だから、西垣君の思いは、すでに年齢や次元を超えて人々の心を未来へ育てようとしてくれる一筋の光なのです。
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<本年度の各部門受賞者>
【大賞】保護実践部門
三嶺の森をまもるみんなの会(高知県)

【大賞】教育普及部門
鈴鹿・亀山地域親水団体連携体(三重県)
(亀山の自然環境を愛する会、水辺づくりの会 鈴鹿川のうお座、魚と子どものネットワーク)     

【大賞】子ども・学生部門
北海道士幌高等学校 環境専攻班・士幌環境講座(北海道)

DSC06069.JPG 【沼田眞賞】
特定非営利活動法人 海浜の自然環境を守る会(兵庫県)

【選考委員特別賞】
西垣 慎治郎(兵庫県)/愛知県立木曽川高等学校 総合実務部(愛知県)/富士ゼロックス端数倶楽部(東京都)

日本自然保護大賞では、自薦他薦問わず、全国で活動されている皆様のご応募を次回もお待ちしています!
応募のご案内は2019年夏頃を予定しています。

日本自然保護大賞HPはこちら