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2010年 愛知・名古屋で開かれたCOP10の会議の成果をふまえて、2011年から今後10年に向けて具体的に活動して行きます。
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COP10の今までの活動について、
詳しくはこちらをご覧ください。
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委員の改選後初の小委員会が行われ、出席しました。
*国際希少野生動植物種の追加(2件)
*種の保存法の一部を改正
*外来生物法の一部を改正
*違反に対しての罰則の強化 等
環境省からの現状説明があり審議されました。
各委員、専門分野からの意見交換がなされ私からは「現時点での正確なモニタリングが大変重要であると再認識しました。全動植物のモニタリングは不可能としても、自然界への人間の介入で今の地球が物凄く大きく左右されていますから。今後の地球の未来に大きくかかわる事なので認識を新たにこの委員会の中でもお互いに情報交換を率直にして行きたいです。」と意見を述べました。石井委員長から「活発な委員会になりそうで嬉しいですね。」と続けられました。
*ダイトウノスリは第4次レッドリストに於いて絶滅危惧種(EX)とされましたが、国内希少種から削除されました。「増えたから?」では無いのです。既に絶滅してしまった。という事でやはりショックでした。これが地球の現状です。
【審議事項】
○外来生物法の施行状況等を踏まえた今後講ずべき必要な措置について
○絶滅のおそれのある野生生物の保全につき今後講ずる措置について(諮問)
○絶滅のおそれのある野生生物種の保全戦略(骨子案)について
○鳥獣の保護及び狩猟の適正化につき講ずべき措置につてい(諮問)
○小委員会の廃止について

私はIUCN国際自然保護連合の四年に一度の「世界自然保護会議」が今年韓国の済州島で行われる事。その国際会議においてIUCN本部と韓国政府から是非ともコンサートを実施してほしいと依頼があった事などを発表しました。九月に向けて準備をすすめて行きます。

今回は生物多様性国家戦略2010の実施状況の点検結果についての会議でした。
当日は細野環境大臣も出席されての会議となりました。
鳥獣の保護を図るための事業を実施するたの基本的な指針について環境大臣より審議会の意見を求められての会議となりました。


報告事項は次のとおりです。
①高病原性鳥インフルエンザへの対応状況について
②東日本大震災による国指定鳥獣保護区の被害状況について
③野生下におけるトキの繁殖状況について
④アホウドリ新繁殖地形成事業について(小笠原諸島聟島)
⑤平成23年度秋・国指定鳥獣保護区及び特別保護地区の指定予定について
⑥生物多様性保全活動促進法について
⑦海洋生物多様性保全戦略の策定について
⑧小笠原諸島の世界自然遺産登録について
どの項目も皆、人やあらゆる生き物同士の接点が多く私達の暮らしと密接なつながりがありますね。文明の発達によりお互いの接点が多くなった分、難しい問題が増えていますが・・・。それなら文明の力を利用してあらゆる生き物が少しでも共存出来る地球の実現を目指せないでしょうか・・・。と思うのですが。
